受験生必見!オープンキャンパス参加の最新状況と心得
オープンキャンパスは、学生にとって将来の進路を決める大きな助けとなるイベントです。この夏、受験生がどのようにオープンキャンパスに参加し、どんな期待を抱いているのか、河合塾の大学入試情報サイト"Kei-Net"の調査結果を基に紹介します。
調査概要
河合塾の特派員によるこの調査は、受験生のオープンキャンパス参加状況を探ることを目的としたもので、2024年11月に実施されました。有効回答数は190件で、全国の大学生からのデータをもとに集計されています。昨年の調査(2022年10月)よりも、より多くの受験生がオープンキャンパスに関心を持っている様子が見て取れます。
参加時期と参加者の傾向
最も多くの受験生がオープンキャンパスに参加したのは高校2年生で、その割合は70%に達しました。さらに、高校1年生も含めると、約79%の人が高校時代にオープンキャンパスに参加しているという結果になりました。2022年と比べて、積極的に参加していることが明らかです。
オープンキャンパスへの期待
受験生がオープンキャンパスに期待している点は、圧倒的に「大学の雰囲気を確認できること」と「大学内の施設を見学できること」です。この2つが高い支持を得ており、実際に大学を訪れることで、将来の自分をイメージし、志望校選びをスムーズに進められます。また、具体的なイメージを持つことで受験勉強へのモチベーションも高まります。
参加校数とオンラインの活用
調査では、1人当たりの平均参加校数は4.7校で、実に36%の受験生が6校以上のオープンキャンパスに足を運んでいます。この数字は昨年から23%も増加したとのこと。オープンキャンパスへの参加方法も多様化しており、オンラインに加えて直接大学に足を運ぶスタイルが主流となっています。両方の方法を組み合わせることで、より自分に合った大学を選びやすくなります。
保護者との参加状況
オープンキャンパスには保護者が同行するケースも増えており、その割合は50%を超えました。このトレンドは昨年から9%増加しています。保護者の視点からの意見も受験生にとって重要であり、安心して大学選びができる環境を整える役割を果たしています。一方で、単独での参加も人気があり、効率的に回るための選択肢として利用されているようです。
結論
このように、オープンキャンパスへの参加は自分に合った大学を選ぶための重要な機会です。河合塾の"Kei-Net"では、受験生のための役立つ情報を提供しています。オープンキャンパスの参加コツや各大学の情報を集めた"オープンキャンパス検索システム"を利用して、効果的に情報収集を行いましょう。
お役立ち情報
河合塾の"Kei-Net"では、オープンキャンパスの参加に役立つさまざまな情報をまとめています。事前準備に役立つチェックシートや、全国740以上のオープンキャンパスの実施情報を集めたデータベースが充実しています。また、7月19・20日には全国100校以上の大学が参加する"ユニフェス大学合同オンライン説明会2025"も開催予定です。興味のある大学を比較できるまたとない機会ですので、ぜひ参加してみてください。www.keinet.ne.jp/exam/tips/opencampus/