ストライクとスカイライト、業務提携でスポーツビジネスを支援
株式会社ストライクとスカイライト コンサルティング株式会社が、スポーツビジネス分野において業務提携を結ぶことが発表されました。この提携により、両社は成長産業であるスポーツビジネスを中心に、経営戦略の立案からM&A、さらにはPMI(統合プロセス支援)までを一貫してサポートする体制を構築します。
提携の背景
スカイライトは2000年に設立され、企業変革や事業開発、さらにはスポーツビジネスに関連するさまざまな分野で活動を展開しています。「SKYLIGHT Sports」というブランドを通じて、プロスポーツクラブやサポーター企業への資金調達、コンサルティングなど多面的なビジネスモデルを持っています。
一方、ストライクはM&A支援を専門とし、数多くの事業承継や成長戦略の支援実績があります。特にスポーツ分野では、プロバスケットリーグ「B.LEAGUE」のオフィシャルスポンサーとしても知られ、多くのプロスポーツクラブとの関係を築いてきました。この両社の互いの強みを融合させることで、より大きなシナジーを生み出すことが期待されています。
業務提携の具体的な内容
今後、ストライクとスカイライトは以下のような領域での連携を深める計画です。
プロスポーツクラブやリーグに向けたスポンサー戦略と経営戦略を策定し、M&Aや資本提携の支援を行います。
スポーツ市場に新たに参入する企業に対して、事業開発コンサルティングを提供し、その後のM&AやPMIに関する支援も行います。
スポーツテック分野の企業に対しては、成長戦略の立案や資金調達、M&A支援が予定されています。
M&A、PMI、経営コンサルティングのニーズを発掘し、互いに送客する形で効果的なネットワークを構築します。
このように、両社はスポーツビジネスでの経験を生かし、ITや製造、サービスなど他の業種にも提携スキームを拡大していく計画です。
両社の代表コメント
ストライクの荒井邦彦社長は、「スカイライトとの提携は、スポーツ産業の成長と新たな仲間をつくることに寄与できると考えています。両社の強みをもとに、支援体制を一層強化し、さまざまなプレーヤーとの連携を促進させたい」と述べています。
一方、スカイライトの羽物俊樹社長は「今回の提携を通じ、ストライクのM&Aの専門性と我々のスポーツビジネスに関する知見が融合し、スポーツ業界の新たな成長に寄与できると確信しています」とコメントしています。
まとめ
ストライクとスカイライトの提携は、スポーツビジネスにおける新たな価値の創造に向けた第一歩と言えるでしょう。両社の専門性とネットワークを活かし、今後の展開が期待されます。スポーツビジネスが持つ潜在能力を引き出すために、両社の連携がどのように進化していくのか、注目が集まります。