新制度「地域包括医療病棟」と病院ダッシュボードχの新機能
2024年度の診療報酬改定で新たに創設された「地域包括医療病棟」は、軽症や中等症の高齢者の救急搬送を効率的に受け入れられる病棟です。高齢化社会を背景に急増する救急搬送患者に対処するため、急性期病棟におけるADL(Activities of Daily Living)低下のリスクを軽減し、スムーズな在宅復帰を図ることを目的としています。
この新たなニーズに応えるべく、株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンが提供する「病院ダッシュボードχ(カイ)」は、地域包括医療病棟への対応機能を強化しました。このシステムは、地域包括医療病棟の導入状況やその効果を自病院のデータに基づいてリアルタイムに分析することが可能です。
病院ダッシュボードχの新機能
1. 地域包括医療病棟タブ搭載
「病院ダッシュボードχ」のTOP画面には新たに地域包括医療病棟用のタブが追加され、病棟機能別に重要な経営指標を簡単にチェックできるようになりました。これにより、入院収益や平均在院日数などの基本指標に加え、地域包括医療特有の要素も素早く把握できます。
2. 看護必要度モニタリング機能の拡充
看護必要度モニタリング機能も新たに地域包括医療病棟に対応したことで、地域包括医療病棟が有する重症患者割合をリアルタイムで確認できるようになりました。この機能により、病院は自らの業務を効率的に見直し、改善に向けた取り組みを強化することができます。
3. 病床機能の可視化
さらに、地域包括医療病棟を含む病床機能を「地ケア」「回リハ」「地メディ」として総合的にデータを管理できます。病棟機能の適正化が求められる中、その運用状況を他院と比較しながら効率よくモニタリングできるのが本システムの強みです。
導入のメリット
地域包括医療病棟への対応を目指す病院は現在全国に約200施設で、今後もその数は増加が見込まれます。導入検討を進める医療機関にとって、「病院ダッシュボードχ」は、必要なデータをもとに導入の効果を把握できる有力な分析ツールとなるでしょう。特に、従来の経営分析データに加え、新制度に即応した機能が充実している点が評価されています。
今後の展望
グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンは、今後も医療政策の変化に応じてサービスを拡充し、厳しい経営環境に直面する多くの病院を支援していく方針です。病院経営のデータドリブン化を加速することで、医療の質の向上を目指します。これにより、多くの高齢者がより安心して医療を受け、地域で生活できる環境を整えることが期待されます。
「病院ダッシュボードχ」は、病院経営に不可欠なデータ分析と経営判断を支援するツールとして、今後も注目を集め続けるでしょう。