「PLiBOT Lite」誕生の背景
近年、工場や倉庫において深刻な人手不足が社会問題となっています。そこで、自動化の一環として注目を集めているのが自律移動ロボット(AMR)による自動搬送です。しかし、これまでのAMRシステムは、導入時にサーバー設置が必要だったり、運用時の設定変更が難しかったりと、導入のハードルが高いことが課題とされてきました。そこで、PLiBOT株式会社は、現場作業員でも容易に操作できるリアルタイムWebコントローラ「PLiBOT Lite」を開発し、販売を開始しました。
「PLiBOT Lite」の特徴
かんたん導入・運用
「PLiBOT Lite」は、専用ソフトをインストールする必要がなく、ブラウザから直接アクセスできるため、初期設定や運用が非常にスムーズです。ロボットの電源が入れば自動で起動し、すぐに使用開始できます。また、従来のシステムにありがちなサーバーや制御盤の設置も不要で、シンプルな構成を実現しています。
リアルタイムマップと視覚化
このWebコントローラは、マップ上でロボットの位置や現在の経路をリアルタイムに表示するため、運用者は視覚的に状況を把握しやすくなっています。さらに、レーザーセンサーのスキャンデータを用いて、ロボットの現在地をライブで更新。マウス操作で簡単にマップのズームや移動も可能です。
直感的な操作
直感的なインターフェースにより、ロボットの位置をマップ上でドラッグ&ドロップで教示したり、仮想ジョイスティックを使って手動操作したりできます。タスク指示もワンクリックで行えるので、より効率的な作業が実現します。
高度なタスク管理機能
PLiBOT Liteは、連続タスクの自動実行や、タスクの並べ替え・一時停止・再開も容易に行えるため、柔軟な運用が可能です。また、異なるフロア間の自動搬送もエレベーターと連携して完全自動化されています。
PLCとの連携
この製品は、PLCによる外部機器制御もサポートしており、多様な自動化システムとの統合が可能です。また、エレベーターの操作も自動制御され、煩雑な作業を軽減します。
現場に優しいUI/UX
操作画面は昼夜の環境に合わせてダークおよびライトテーマの切り替えが可能で、現場での快適な操作性を提供します。トラブル時には日本語のエラーコード辞書もあるので迅速に問題解決ができます。
APIによるシステム連携
70以上のREST APIエンドポイントを搭載しており、WMSやMESなどの上位システムとの連携もシームレスに行えます。これにより、独自のプロトコルを学習することなく、全機能にアクセスできます。
PLiBOT株式会社のビジョン
PLiBOTは、スピンアウトした大林組からAMRに特化したソフトウェアの開発および販売を行っており、導入から保守まで一貫したサービスを提供しています。40社以上のパートナー企業と共同で、自動搬送のソリューションを提供するビジネスエコシステムを形成していることも、同社の強みです。
今後の展望
「PLiBOT Lite」の販売と同時に、2023年5月13日にインテックス大阪で開催される「Factory Innovation Week -第2回関西ロボデックス」において、デモンストレーションを実施予定です。現場作業員に優しいロボット制御システムを通じて、さらに多くの企業に自動化の恩恵を広めていくことが期待されます。
興味をお持ちの方は、PLiBOTの公式ウェブサイトやYouTubeチャンネルをチェックしてください。