エポックターボミル新登場
2025-02-20 08:34:43

MOLDINO、エポックターボミルにフリーネックタイプを追加してさらなる加工効率を実現

MOLDINOの新製品:エポックターボミル(フリーネックタイプ)



株式会社MOLDINOが、2025年2月20日に新たに発売する「エポックターボミル(ペンシルネック)」のフリーネックタイプについてご紹介します。この新製品は、金型製造の効率化と安定した加工を実現するために開発されました。

開発背景



近年、アルミダイカストなどの鋳造型における大型金型、特にギガキャストの開発が進行中です。これに伴い、深彫り加工に対するニーズが高まっています。そのため、加工現場では「工具とワークがぶつからないようにストレートネックの工具を使用する」や、「ホルダーとの干渉を避けるために工具の突き出しを無駄に長くする」といった工夫が求められています。

MOLDINOは、ペンシルネックタイプの工具を推奨しているものの、ユーザーが抱える「加工能率の低下」や「工具の種類が増えすぎて管理が難しい」といった問題に注目しました。そこで開発されたのが、干渉リスクを抑えつつ、工具管理の簡素化を図る“フリーネック形状”です。

商品の特長とメリット



エポックターボミルのフリーネックタイプは、以下の特長を持っています:

  • - 高能率な切削能力 - オーバル形状の刃径断面により、コーナー加工時のビビり振動が抑制され、安定した加工を実現。
  • - 高剛性コーナ刃 - 1刃あたりの送り量が大きい高送り加工が可能。
  • - 干渉リスクの低減 - 首部に段差がないため、壁面との干渉を気にする必要がほとんどありません。
  • - 突き出し量の調整 - 加工部に届かない場合も突き出し量を調整することで対応できます。
  • - 多様な加工深さへの対応 - 把持量の調整により、様々な加工深さに適応可能で、工具の集約が実現します。

推奨加工用途



新しいフリーネックタイプは、次の用途に特に効果的です:
  • - エポックターボミル:各種金型の高能率荒加工に最適。
  • - フリーネックタイプ:金型の深部加工や工程集約における高能率荒加工に適しています。

製品仕様と価格



エポックターボミル(ペンシルネック)は、直径1mmから16mmまでの60アイテムを展開しており、フリーネックタイプは1mmから10mmの39アイテムをラインナップ予定です。価格は18,280円から171,620円(税別)で、幅広いニーズに対応できる製品構成となっています。

新たな加工ソリューションの提供



MOLDINOは、先行して発売したペンシルネックボールエンドミル(EPDBPE-ATH)のフリーネックタイプ同様、今回のエポックターボミル(フリーネックタイプ)を通じて大型金型に対するトータルソリューションを推進していく方針です。金型製造における納期短縮のニーズに対し、この新製品がどのような効果をもたらすのか、期待が高まります。

詳しい製品情報はこちらからご覧いただけます。


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