第57回紀州おどり「ぶんだら節」開催
今年の夏、和歌山市で開催される第57回紀州おどり「ぶんだら節」は、地域のつながりをテーマに掲げ、特別な祭りとなります。令和7年8月2日(土)に行われる本祭りは、17時30分から21時20分まで、和歌山城周辺で行われる予定です。過去2年間は特にコロナの影響で様々な制約がありましたが、今年は「連(ren)~縁(つながり)の再生~」をコンセプトに、多くの人々が一体となって楽しむ祭りに戻ることが期待されています。
目を引くテーマ「架け橋~未来への道~」
今年の紀州おどりは、「架け橋~未来への道~」という新たなテーマを持ち、準備段階から地域の子供たちとのコミュニケーションを強化。地域企業とのコラボレーションで、踊りの指導を行う「ぶんだら学校キャラバン」などの取り組みも進められています。このように、次世代を担う若い世代に、ぶんだら節の魅力を伝える努力がなされています。
幅広い参加者が楽しめる祭り
今年の街頭おどりには、なんと71団体が参加し、初出場の団体も多く含まれています。どなたでも気軽に参加可能な「飛び入り連」や「輪踊り」では、地元の人々だけでなく、観光客や外国人の方々も楽しむことができ、一期一会の出会いが楽しめる点が魅力です。この機会に新たなつながりを生むことができるでしょう。
祭りを盛り上げる前夜祭
また、祭り前日の8月1日(金)には、前夜祭が開催され、和歌山城周辺での様々な催しが予定されています。17時30分にキッチンカーがオープンし、地元の味覚を楽しみながら、お菓子まきや輪踊りに参加できます。特に櫓からまかれるお菓子や餅は、参加者にとって待ち遠しい瞬間です。
地域とのつながりを強化する取組み
紀州おどりの成功には、地域とのつながりが不可欠です。特別大使には、和歌山県在住の吉本興業の芸人「わんだーらんど」が就任し、イベントのPR活動も行っています。また、地元の小学校との連携を深めるため、子供たちにぶんだら節の踊りを指導する活動も行われました。若い世代がこの伝統文化に触れ、祭りを支える未来の担い手になることが期待されています。
まとめ
第57回紀州おどり「ぶんだら節」は、地域のつながりを強化しつつ、未来に向かって大きな一歩を踏み出す機会です。参加者は全員が共に楽しむことができ、踊りや食、出会いを通して新たな縁が生まれる場として、多くの人々を迎え入れています。今年の開催をぜひお楽しみに!