東京博善が実施する春季彼岸供養会
2025年3月12日、東京都内の堀ノ内斎場において、東京博善株式会社が「春季彼岸供養会」を行いました。このイベントは、1921年の設立以来、100年以上にわたって続いている伝統的な行事であり、今回で第201回目を迎えました。
歴史を感じる彼岸供養会
彼岸供養会は、日本の伝統行事の一つであり、毎年春と秋に行われる重要な催しです。東京博善では、この行事を通じて、故人への哀悼と、生きている人々への感謝を表します。御導師として、日蓮宗本山 堀之内妙法寺の山主、山田日潮猊下をお迎えし、社内の社員と共に行事を執り行いました。
法話の内容
この日の法話では、堀之内妙法寺の筒井大周上人が、彼岸の由来や日本独自の行事であることについて説明されました。また、彼岸に行う「布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧」といった修行の大切さも説かれ、参加者たちは心を豊かにするための貴重な教えを受けました。
代表者の思い
東京博善の代表取締役社長、和田翔雄氏は、彼岸供養会は感謝の意を示すと同時に、火葬という仕事の本来の役割が奉仕の心であると述べました。この行事は、東京博善にとって特別な意味を持ち、歴史的な背景を抱えた恒例行事として続いてきました。
東京博善の役割
東京博善は、東京都内に6カ所の総合斎場と1カ所のご遺体保棺施設を有し、すべてのご喪家や葬儀社が安心して利用できる環境を整えています。バリアフリーに対応した内部空間や、安全で最新の火葬システムを導入し、斎場の進化に努めています。
「人生の有終の美を飾るにふさわしい場」を提供することを目指し、現在では東京都23区内における多くのご火葬を取り扱う規模となっています。東京博善は、今後もご火葬の安全運営と式場の提供を通じて、地域社会に貢献し続けることでしょう。
会社情報
- - 会社名: 東京博善株式会社
- - 代表者: 代表取締役社長 和田翔雄
- - 所在地: 東京都港区芝浦1-2-3 シーバンス S館 13F
- - URL: 東京博善公式サイト
- - 設立: 1921年(大正10年)4月27日(創業1887年)
このように、東京博善の彼岸供養会は、歴史と伝統を重んじる一方で、未来への展望を持った重要な行事です。地域の方々にとっても大切な意味を持つこのイベントは、今後も続いていくことでしょう。