パルシステム連合会の新体制を発表
2023年6月23日、パルシステム生活協同組合連合会が第43回通常総会を東京都豊島区のホテルメトロポリタンで開催し、新たな代表理事体制を発表しました。新任の渋澤温之氏が理事長、辻正一氏が専務理事に就任し、これからの事業展開について協議されました。
新体制のスタート
この総会では、役員選任案が全会一致で承認されました。渋澤氏は生活協同組合エルやパルシステム連合会の専務理事などの経歴を持ち、これからの発展に期待が寄せられています。また、辻氏もパルシステム東京や連合会の常務理事を歴任し、双方ともに豊富な経験を蓄積しています。
2024年度の目標
総会では2024年度の事業報告や決算報告も承認され、前年比102.8%の供給高を記録しました。事業計画の一環として、サステナブルアクション「超えてく」を推進し、「お米で超えてく」や「お魚食べよう」などの取り組みが進められることが発表されました。これにより、地域生産者の支援が期待されており、持続可能な社会の実現を目指しています。
持続可能な社会の実現に向けて
昨年度は能登半島地震への職員派遣なども行い、地域の支援活動にも力を入れています。これにより、供給高が1,811億9百万円となり、来年度も178,920百万円の供給高を見込んでいます。また、経常剰余は400百万円を計画しており、今後の安定した運営が注視されます。
2025年度の展望
2025年度は国連が定めた国際協同組合年であり、過去の歴史的な出来事からの節目を迎える年でもあります。この時期に、パルシステムグループがどのような「総合力」を見せるのかが期待されています。新しい役員体制のもと、様々な取り組みが進展することで、組合員や地域社会への貢献がさらに強まるでしょう。
最後に
新たなリーダーシップのもと、パルシステム連合会は持続可能な社会の実現に向け、多くの課題に立ち向かう準備が整いました。これからの展開に注目が集まります。今後も、協同組合の理想を実現すべく、着実に歩みを進めていくことでしょう。