日本企業の米国上場
2026-02-02 10:32:56
日本企業の米国上場を加速するブロード・ストリートとアド・アストラの提携
日本企業の米国上場を後押しする新たなパートナーシップ
ニューヨークに本拠を置くブロード・ストリート・キャピタルと東京のアド・アストラ・キャピタルが、日本企業のNASDAQおよびNYSE上場を目指すための戦略的な提携を発表しました。このパートナーシップは、対米直接上場(De-SPAC)を支援し、日本におけるイノベーションとグローバル資本を連結する「ジャパン・トゥ・ナスダック(Japan-to-Nasdaq/NYSE)」回廊の構築を目的としています。
総合的な支援体制
この新しいパートナーシップのもとでは、特にディープテック、航空宇宙、バイオテックという高成長フィールドに位置する日本企業が対象となります。SPAC(特別買収目的会社)との合併を通じて、米国市場への上場準備を万全に整える支援が行われます。
今回の提携では、米国資本市場におけるコンプライアンスに基づいた、「シャペロニング」という伴走型のフレームワークを活用します。これにより、日本企業は米国公開市場の流動性と正当な企業評価を得られる道が開かれます。
アド・アストラの役割
アド・アストラでは、上場候補企業の開拓と育成を担う「ターゲット・デベロッパー」として、企業サポート全般を牽引していきます。具体的には、米国会計基準であるUS-GAAPへの移行や、PCAOBによる監査準備、さらに法律や投資銀行、保険専門家、エグゼクティブサーチ、IR専門家、監査法人などの多様な専門家を含む「De-SPAC合併チーム」を組織し、マネジメントしていきます。
パートナーの背景
ブロード・ストリート・キャピタル・グループ
1996年に設立されたブロード・ストリートは、約35億ドル(約5,200億円)のプロジェクト・ファイナンスを手がけるブティック型マーチャントバンクです。プロジェクトファイナンスやリスク軽減、クロスボーダー市場参入に特化し、当業界において高い評価を得ています。
アド・アストラ・キャピタル
東京・大手町を拠点とするアド・アストラは、戦略コンサルティングとビジネスマッチングを主な業務とし、特にSPACや航空宇宙、テクノロジー、グローバルインフラに関する金融アドバイザリーに強みを持っています。
期待される成果
ブロード・ストリートの共同創設者アレクサンダー・ゴーディン氏は、この提携が日本企業に資金調達のアクセスを提供し、機関投資家レベルのサービスを展開する自然な流れであるとコメントしています。また、アド・アストラの代表取締役社長デニス・ショムコ博士は、日本の「ニュー・エコノミー」分野が直面する課題を明確にし、グローバル市場へのスムーズな移行を目指すと語っています。
この新しいパートナーシップにより、日本企業は国際的な舞台での成長を期待される状況にあります。グローバル経済の波に乗り、これからの展望がますます楽しみです。