築地の新たな肉体験スポット、『WAGYU STAND』が11月6日にオープンしました。この新しいスタンドでは、職人が目の前でA5ランクの近江牛を焼き上げ、シンプルに岩塩で味わうことができます。新メニュー『YAKISHABU』(焼きしゃぶ)は、一枚ずつ丁寧に焼かれる和牛の魅力を最大限に引き出します。
この体験型の肉スタンドは、ただ食べるだけでなく、五感全てで楽しむことができるというのが最大の特徴です。焼き上がる肉の香ばしい香りや、肉が焼かれる時の音、焼き色の美しさ、そして出来立ての肉を食べるときの食感や味わい。これらすべてが一体となって"築地"の魅力を感じさせます。
メニューは価格が2,000円(税込)で、手軽に焼きしゃぶを楽しめるので、観光客にも地元の方にもぴったりです。焼く時間は約5~10分と短く、予約も不要なのが嬉しいポイント。テイクアウトも可能なので、築地場外市場内での食事スペースで楽しむこともできます。
近江屋牛肉店の代表を務める寺出昌弘氏は、築地の「目利き」文化を大切にし、訪れる人々に本物の和牛を知ってもらいたいとの思いを持っています。「ここで学んだ商売の精神を次世代に受け継ぎ、築地の本質を伝えていくことが私の使命です」と語っています。この新商品『YAKISHABU』にも、「築地の本物を世界中に知ってもらいたい」という理念が込められています。
築地が観光地化していく中、寺出氏はその本質を失わないように努めています。「築地の商売は決して希薄なものではなく、命を扱う誠実な商いがすべての根源です。」彼は、観光客だけでなく、地元の人々にも本物の食材の楽しさを伝えるため、体験型の商品開発を進めています。
近江屋牛肉店は、創業から100年以上の歴史を持ち、厳選された近江牛を提供しています。寺出氏によると、「肉の旨みを最大限に引き出すために、個別のニーズに合わせてお勧めすることが大切です」とのこと。特にお祝いなどのシーンには、具体的な提案を通じて肉の購入をサポートします。
この新店舗を訪れることで、築地ならではの贅沢な和牛体験が可能となり、和牛の歴史と精神にも触れることができるでしょう。築地の真の目利き文化を体感するために、ぜひ一度立ち寄り、A5ランクの和牛の新しい食体験を堪能してみてはいかがでしょうか。
店舗情報
- - 店名: 近江屋牛肉店ロースト肉工房
- - 住所: 東京都中央区築地4丁目14-1 モンテベルデ築地104
- - 営業時間: 9:00~15:00 (水曜定休)
- - アクセス: 東京メトロ日比谷線「築地駅」徒歩5分
- - SNS情報: 公式Instagram @tsukiji.oumiya で最新情報をチェック!