お風呂に入る習慣に迫る!現代人の入浴事情とは
株式会社クロス・マーケティングが2025年に行った調査によると、全国20歳から69歳の男女の約64%が「お風呂に入るのが好き」と回答しました。しかし、36%の人々は「面倒だ」と感じていることもわかりました。この調査では、特に20代から30代の若者層において「面倒さ」が高いことが特徴です。
お風呂に対する意識
この調査で920人以上が参加し、結果としてお風呂への意識が明らかになりました。お風呂を「面倒」と感じる割合は2024年から6%増加し、特に若い世代でその傾向が強く見られます。20代の約4割が「お風呂に入るのが面倒」と感じており、外出しない日や人に会う予定がない日でさえも61.7%が「習慣として必ず入る」と答えていることに対し、14.5%は「入る必要性を感じない」と回答しました。
入浴頻度
調査によると、最長で連続入浴しなかった日数は「0日」が37.9%で最も多く、「1日」が20.9%という結果が出ました。このことから、多くの人が入浴を欠かさない生活を送っていると考えられます。特に、週の半分以上(4日以上)入浴をしなかった経験がある人は16.6%にとどまり、この数値はほとんどの人が入浴を習慣的に行っていることを示しています。
浴室掃除の面倒さ
入浴習慣の背後には、浴室の掃除に関するストレスも影響しています。「浴室全体のカビ対策」や「床や排水溝のぬめり・髪の掃除」といった掃除の作業が面倒に感じられているようです。これらの結果は、入浴の楽しさと掃除の面倒さの両方が、人々の入浴意識に影響を与えていることを示唆しています。
お風呂の良さ
ただ、入浴の良さについては、多くの人が認識しています。約40%が「身体が温まる」「身体を清潔に保てる」と回答し、3割台は「リラックスできる」「身体の疲れや緊張がほぐれる」と感じています。ただし、20代では「リラックスできる」との回答が2割台に留まっており、年齢が上がるにつれて入浴の利点を感じる人が増える傾向が見られます。
結論
この調査結果から言えることは、多くの人が習慣としてお風呂に入り、健康やリラックスを求めているということです。しかし、特に若い世代にとっては入浴が面倒と感じられることも多く、掃除などの手間がその要因の一つであると言えるでしょう。入浴をより楽しくして、面倒だと感じさせないような工夫が必要かもしれません。
これからも入浴の文化や習慣の変化を見守っていきたいと思います。