newmo、東京海上日動と提携しライドシェア保険の新たな選択肢を提供

newmo、東京海上日動との提携で安心のライドシェア保険を導入

newmo株式会社（東京・港区）は、東京海上日動火災保険株式会社および東京海上スマートモビリティ株式会社との業務提携を発表しました。この提携により、newmoは東京海上日動が提供する1時間単位のライドシェア向け保険「移動サービス事業者向け自動車保険」を導入し、事故対応に関する専用体制を構築いたしました。

newmoの取り組み

新しく設立されたnewmoは、持続可能な地域交通を目指し、2024年の1月からサービスを展開しています。タクシー事業を行う企業の経営権を取得し、タクシー車両600台以上を保有するなど急速な成長を遂げています。また、大阪でライドシェアドライバーの募集を開始し、7月からはサービスを本格運行しています。

ライドシェアの現状

日本におけるライドシェアサービスは、2024年の4月に施行される予定です。人手不足や高齢化が進む中、一般ドライバーが自家用車で乗客を運ぶことができるこの新しい制度は、特にタクシーが不足する地域での移動手段を提供します。安全面においては、タクシーと同等の管理体制が求められるため、信頼性の高いサービスが実現されます。

新しく導入された保険について

今回導入された「移動サービス事業者向け自動車保険」は、ライドシェアドライバーの労働時間に応じて保険料が設定されるため、従来の1日単位の保険とは異なり、非常に柔軟性に富んでいます。この保険には対人・対物の賠償責任補償に加え、人身傷害補償やロードアシストも含まれています。これにより、ドライバーは安心して業務を行うことができるのです。

事故対応体制の強化

さらに重要なのは、newmo専用の事故対応体制の構築です。万が一ライドシェア稼働中に事故が発生した際には、ドライバーがnewmoに事故報告をすることで、専用のサポートチームが迅速に対応します。これにより、事故の受付から示談解決まで、きめ細やかでスムーズな対応が可能になります。

未来へ向けたビジョン

newmoと東京海上日動は、ライドシェアサービスのさらなる発展を目指し、今後も研究や開発を進めていく予定です。具体的には、ライドシェアに最も適した保険商品の研究・開発や、運転データの分析と活用などが挙げられます。こうした取り組みを通じて、ユーザーが安心して利用できる環境の提供に努めてまいります。

newmoの新たなサービス展開は、都心部での移動手段に革新をもたらすものとなるでしょう。そして、安心・安全なライドシェアの実現には、これからの取り組みがますます重要になってきます。今後の動向に注目していきたいところです。