StartPassが「COO BASE」の公式ローンチを発表
株式会社StartPass(本社:東京都新宿区)がスタートアップ向けの新プロジェクト、「COO BASE」を正式に発表しました。このプロジェクトは、経営の中核を担うCOOやその候補者への実行支援及びネットワーク形成を主な目的としています。
スタートアップ経営の課題を解決
現在、スタートアップ市場は成長を続けており、起業数も増加しています。しかし、組織が成長するにつれて、経営リソース不足やマネジメント負担の増大といった問題が顕在化します。その中でも特に「COOの不在や不全」が大きな課題となっています。多くのスタートアップでCOOが適切に採用できない状況が見受けられ、現場での孤立を招いているのです。この悪循環を解消するために、StartPassは「COO BASE」を立ち上げました。
COOを支える「COO BASE」の特徴
「COO BASE」は、単にCOOの採用や研修プログラムを提供するのではなく、実行支援と所有ネットワーク形成を通じて、スタートアップ経営を支える第二の柱としての役割を担います。ここでは、COOがその本来の役割に集中できる環境を整える三つの支援軸が設けられています。
1. 採用支援
StartPassは、COOやその候補者を対象にした採用支援サービスを提供します。業務範囲が広がるスタートアップにおいて、適切な人材を見つけるためのマッチングやオンボーディング作業を手助けし、ファウンダーとのギャップを埋めていくことができます。
2. 実行支援
「COOスクール」を開校し、COOが求められるスキルやマインドセットを体系的に学べる機会を提供します。ここでは、戦略的な実行力や経営リズムの理解を深め、現場の重力に飲み込まれないための視座を養成します。
3. ネットワーク形成
「COO BASE」では、COO同士の横のつながりを強化し、実践的な知識や経験を共有する場を提供します。このネットワークを通じて、孤立しがちなCOOが学び合い、成長できる環境を整えます。
COOスクールの運営内容
「COOスクール」は、StartPassユーザー企業のCOOやその候補者を対象とした1Dayプログラムです。EVeMの専門的なマネジメントナレッジとStartPassの支援ノウハウを融合し、COOに必要な知識を提供します。
- - 対象:StartPassユーザー企業のCOO/COO候補(審査あり)
- - 定員:各回10名限定(四半期ごと開催予定)
- - 構成:1Dayトレーニング(EVeM)+1on1(StartPass)
- - 特典:終了後、「COO BASE」Slack/イベントへの参加
今後の展望
COO BASEの正式な立ち上げを機に、StartPassの鈴木純太がCOOに就任しました。彼は、過去の経験を基に、新たな環境でスタートアップの第二の柱を強化していくことを目指しています。従来の枠を超えたCOOの役割を理解し、成長するために必要な要素を提供することで、スタートアップの成長を支えることが期待されます。
交流イベント「COO Night」開催
COO BASEのローンチを祝い、スタートアップのCOOや候補者が集う交流イベント、「COO Night by StartPass and freee」を2026年1月20日に開催します。このイベントは、新たなネットワーキングの場を提供し、業界の蓄積されたナレッジを共有する場となるでしょう。
StartPassの挑戦は、スタートアップ経営の新しい時代を切り開く第一歩です。