サステナビリティ部門リーダーが集う特別なラウンドテーブル
2025年7月3日、東京都千代田区にて、プライム上場企業のサステナビリティ部門のリーダーたちが一堂に会し、実践型ラウンドテーブル「経営層の視点から読み解く、サステナビリティ情報開示制度への対応リアル」が開催されました。このイベントは、Booost株式会社が主催し、業界の動向や課題について活発な意見交換が行われました。
サステナビリティ2026問題とは
現在、多くの企業がサステナビリティに関する財務情報の開示義務化に直面していますが、着手が遅れ、危機感が十分に醸成されていない状況が続いています。このままでは企業価値が低下する恐れがあるため、Booostは「サステナビリティ2026問題」に取り組む必要性を提唱しています。企業が今後のサステナビリティ推進を図るためには、開示対応を財務戦略に組み込むことが急務です。
ラウンドテーブルの内容と目的
本ラウンドテーブルでは、SSBJ基準やCSRDなどの具体的な制度に対する対応が議題となり、企業がどのように実務を進め、事業戦略に結びつけていくかを議論しました。現場で直面している課題や他企業の取り組みについての知見が交わされ、参加者は有意義な情報を持ち帰ることができたと感じています。
特に印象に残ったのは、実務リーダーとのディスカッションを通じて、自社の立ち位置や今後の戦略について再認識する機会が得られたという点です。開示については、形式的な理解を越えて、各社の具体的な取り組みや成功事例を共有し、参加者同士で意見を交わすことで、貴重な学びが得られました。
参加者の声
参加者のアンケートからは、開示対応と財務的影響を可視化することの重要性への理解が深まったとの声が多く寄せられました。他社との対話を通じて、サステナビリティの開示規制に対する取り組みが各社に共通するテーマであることを実感した参加者も多く、業種を超えての共感が生まれました。また、社内での巻き込みや体制構築に関する実践的なヒントも得られ、参加者は具体的なアクションとして活かすことができると感じています。
今後の展望
Booostは、今後もサステナビリティ推進と企業価値向上を図るべく、「日本をSX先進国へ」というプロジェクトを立ち上げようとしています。このプロジェクトは、企業のサステナビリティトランスフォーメーションを支援し、グローバルに通用する価値を創出することを目指しています。参加者が持ち帰った知見は、自社の施策を進めるための重要な資源となり、これからのサステナビリティへの取り組みに活かされることでしょう。
Booost株式会社のご紹介
Booostは、サステナビリティ関連情報の自動化やリアルタイムモニタリングのための統合型SXプラットフォーム「booost Sustainability」を提供しています。このプラットフォームは、国際的な開示基準に準拠しており、85カ国以上で2,000社以上に導入されています。今後も企業のサステナビリティトランスフォーメーションを支援し続けることで、サステナビリティにおけるリーダーとしての地位を確立していくことでしょう。