アート展「創造的な出会い」
2025-06-19 19:28:21

新たな視点で楽しむ現代アート展「創造的な出会い」開催

新たな視点で楽しむ現代アート展「創造的な出会い」開催



2025年6月21日から、東京都渋谷にあるUESHIMA MUSEUMで新たなコレクション展「創造的な出会いのためのテーマ別展示」が始まります。この展覧会では、現代アートを「同時代性」に基づいて、さまざまなテーマで展示される700点以上の作品が紹介されます。これは2024年6月に開館して以来、国内外のメディアやSNSでも話題になっている美術館の第二回展となります。

新たなキュレーターのもとでの展示刷新



この展覧会のキュレーターとして、金沢21世紀美術館の元館長であり、国際的な活躍を続ける長谷川祐子氏を迎え、展示の内容が全面的に刷新されます。また、今回新たにジェームズ・タレルのインスタレーション作品も常設展示として公開される予定です。

展示の概要


  • - 会期: 2025年6月21日から
  • - 会場: UESHIMA MUSEUM(東京都渋谷区渋谷一丁目21番18号、渋谷教育学園 植島タワー内)
  • - 入館料: 一般1800円、中高生500円、小学生以下無料(日本国内在住者)
  • - 開催時間: 11:00〜17:00(最終入場16:00)
  • - 休館日: 月曜日(月曜が祝日の場合は開館、翌平日休館)

チケットは、公式サイトでの日時指定購入が可能です。また、UESHIMA MUSEUMは、その設立者である植島幹九郎氏の母校でもあり、「自調自考」を基本目標に教育が行われています。

「創造的な出会いのためのテーマ別展示」内容



展示は6つのフロアに分かれ、それぞれ異なるテーマが設定されています。以下はフロアごとの概要です。

地下フロア: 宇宙と重力



この空間では、地球と宇宙との関係を探求する作品が展示され、エコロジカルな感性に基づいた重力の探求がテーマです。ボスコ・ソディやロバート・ロンゴの作品が展示され、壮大な宇宙観が体感できます。

1階: 都市とポップ



1階では、渋谷の都市的な脈動をテーマにしたポップアートが展示され、アンディ・ウォーホルや奈良美智、バンクシーの作品が間に交差し、新たな都市のリアリティが表現されます。

2階: ゲルハルト・リヒターとジェームズ・タレル



リヒターの作品を中心に、視覚と精神の境界を曖昧にするジェームズ・タレルの常設展示が加わり、来場者に新たな体験を提供します。

3階: 幾何と内省のコンポジション



幾何学的な抽象作品が並び、鑑賞者を内省的な思索へと誘います。ここでは安らぎや緊張が同時に感じられる独特の空間が形成されています。

4階: ナラティヴと色彩のアウラ



多様な国籍のアーティストによる作品が個々の歴史や物語を語り、鮮やかな色彩が視覚的な刺激を与えます。

5階: 物質と感情のエンタングルメント



最後のフロアでは、愛や欲望といった複雑な感情が物質とともに表現されています。ここでは、現代的な感性で描かれた作品が現代の人間関係や感情を映し出します。

訪れるべき理由



本展は、私たちが現代に生きる上での感情や問いを作品を通して体感できる貴重な機会です。展示空間は単にアートを観る場ではなく、来場者が各作品と新たに出会い、解釈を深めるための「余白」として存在します。この機会にぜひ足を運んでみてください。自らの感覚での「創造的な旅」が待っています。

展示予定のアーティストには、アグネス・マーティン、草間彌生、ジャン・ミッシェル・オトニエル、バンクシーなど多彩な顔ぶれが揃っています。視覚を磨くこの機会をお見逃しなく!


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