Solanaバリデータpico🙄.solとDoubleZeroの提携
2023年より、Solanaネットワーク上でバリデーターを運営する「pico🙄.sol」が、次世代分散ネットワーク「DoubleZero」との提携を発表しました。この提携により、pico🙄.solはDoubleZeroが提供する高帯域・低遅延の物理インフラ「N1ネットワーク」を活用し、トランザクション処理のスピードと安定性を大幅に向上させることを目指しています。
背景
Solanaネットワークは、世界最速のトランザクション処理能力を誇るブロックチェーンとして知られていますが、バリデータの運営には通信帯域や遅延を抑えるための物理インフラに関する課題が存在しています。pico🙄.solは、これらの課題に取り組むために、DoubleZeroとの提携を決定したのです。
DoubleZeroとは
DoubleZeroは、分散システム向けに設計されたN1ネットワークを提供するプロジェクトです。二重リング構造やファイバーを活用しつつ、FPGAによるエッジ処理を組み合わせることで、最大限の帯域幅を確保し、遅延を抑制しつつスパム対策も行います。このネットワークはパーミッションレスで運営され、世界中の参加者がネットワークリンクを提供し、その貢献に応じた報酬が得られます。
提携の内容と期待される効果
この提携により、pico🙄.solは次のようなメリットを受けられます。
1.
トランザクションの高速化:ブロック生成・承認速度の向上を実現。
2.
安定性の向上:遅延やパケットロスの抑制により、稼働率が改善される。
3.
セキュリティ強化:ネットワーク層でのスパムやDDoS攻撃に対する耐性が向上。
4.
MEV収益の拡大:低遅延ネットワークを活用し、効率的なブロック構築が可能に。
5.
委任獲得:dzSOLステークプールからの委任を得ることができる。
代表のコメント
pico🙄.solの代表である廣﨑正行は、「DoubleZeroとの提携は、私たちのバリデーター運営におけるインフラ面での飛躍的な進化を意味します。Solanaネットワークのさらなるスケーラビリティと安定性向上に寄与し、ステーカーの皆様に最大限のリターンを還元していく予定です。」と述べています。
今後の展望
pico🙄.solは、DoubleZeroのインフラを活用しつつ、さらなるバリデーターの最適化やMEV戦略の高度化を推進していきます。また、日本におけるSolanaのエコシステム拡大を図り、グローバルなインフラ分散化にも貢献することを目指しています。
pico🙄.solについて
pico🙄.solは、日本を拠点にSolanaネットワーク上でバリデーターを運営する企業です。「Solanaで最高のステーキング体験を」というミッションのもと、透明性と安定性に優れた運営を行っています。2025年8月現在、約440,000 SOL(約114億円)の日本最大規模の委任を得ています。また、シンガポールのプロジェクトSanctumが提供する「🙄picoSOL」という独自のLiquid Staking Tokenも展開しています。
公式サイト:
pico-sol.com
X(Twitter):
twitter.com/pico__sol
Discord:
discord.gg/wKVUNxGc7Z
DoubleZeroの具体情報
DoubleZeroは、高速で低遅延、そして高信頼性の通信基盤を提供するプロジェクトとして、分散システム向けのインフラ「N1ネットワーク」を構築しています。未使用の光ファイバーを活用したその通信システムは、多くの参加者によって支えられています。
公式サイト:
doublezero.xyz
X(Twitter):
twitter.com/doublezero
Discord:
discord.gg/doublezerotech
お問い合わせ先:
pico合同会社 広報担当
Email:
[email protected]
所在地:東京都杉並区阿佐谷北3-41-13
担当者:廣﨑