AI時代の成長を加速する設計の重要性を語るスタートアップイベント
2026年2月21日、有楽町のTokyo Innovation Baseで開催された「Startup Career Fair 2026」にて、コグニティ株式会社が出展し、代表の河野理愛氏によるトークセッションが行われました。このイベントは、スタートアップと求職者が集まり、創造的な出会いが生まれる場として注目されています。
コグニティのブースの反響
会場には100社以上のスタートアップが集結し、活発な交流が行われていました。コグニティのブースにも多くの来場者が訪れ、同社の革新的な技術に対する関心が高まりました。特に、コグニティが提供する知識表現AI「CogStructure」とその関連サービスである「COG-EVIDENCE」、「COG-TRACKING」に対する質問や驚きの声が多く寄せられました。来場者は、会話や文章を解析することで組織課題を明確化できる技術に感嘆し、それが実際に実用化されていることに対する関心を示しました。
トークセッションの概要
トークセッションでは、AIによる業務代替の進展と、どのように人間がグロースの役割を担うのかが討論されました。Fortune 500企業での実績も持つ三井住友海上キャピタルの藤田氏がモデレーターを務め、河野氏を含む複数のスタートアップ代表が議論をリードしました。ここでは、AIが代替しやすい業務とそうでない業務の境界線についての見解が明らかにされました。
AIが代替する業務としない業務
議論のなかで、業務は「作業」と「判断」というふたつの要素に分解され、反復的な作業はAIに置き換えられやすい一方で、最終的な意思決定や創造的な判断は人間が行う必要があるという結論に至りました。特に、河野氏は成功するためには「置き換えられない仕事をいかに設計するか」が重要だと語り、AIの導入が目的ではなく、運用構築が成長の鍵になると強調しました。
グロースを生むオペレーション設計
AIを単なるツールとして活用するのではなく、運用の設計こそ成功を左右することが明確化されました。再現性に基づいたプロセス設計や品質の標準化などが成長に繋がるとの認識が共有され、これを実現するためには組織内部での協力と理解が不可欠であるとされました。
スタートアップにおける実装の現実
セッションでは、AI導入に潜む課題も重要な議題となりました。特に小規模な検証から全社展開に進むプロセスで直面する現実的な問題や、内部の合意形成の難しさが教授され、その中で河野氏はAIが最終的に意思決定を支えるが、決定権は人間にあることを忘れてはならないと指摘しました。
未来を担う設計力
本トークセッションを通じて強調されたのは、AIが業務を代替する時代において、成長をもたらすのは「運用の設計」であるという点です。この設計には、業務プロセスの可視化だけでなく、意思決定や責任の配分を明確にすることが含まれます。コグニティはこの視点を大切にし、AI活用における実装課題とその解決策を通じて組織の成長をサポートすることに注力しています。
イベント詳細
コグニティは今後も、思考のバイアスを排除するために、技術の力を最大限に引き出し続けていくでしょう。AIを用いた改善指標の提案を通じて、組織にとっての貴重な資産を蓄積していくことを目指しています。