matsuri technologiesの成長戦略と新しい挑戦
matsuri technologies株式会社は、ソフトウェアを駆使して、「空間」と「ゲスト」をつなぐ革新的なソリューション「StayX」を提供しています。今回、同社はアセットマネジメントOne株式会社と三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社という日本を代表する機関投資家の支援を得ることになりました。
株式取得の背景
訪日観光客数が2024年に過去最高を記録する見込みで、宿泊需要はますます高まっています。この流れを受け、matsuri technologiesはStayXを通じ、宿泊業界の新しいインフラ構築に注力しています。昨年度の運営売上は75億円を超え、3,000ユニット以上の運営を行うなど、順調に成長を続けています。
新たに機関投資家からの資金を得ることで、同社の中長期的な事業拡大を目指しています。特に、アセットマネジメントOneと三井住友TAMのクロスオーバー・ファンドからの投資は、以下のような戦略に基づいています:
- - 上場株式と未上場株式の両方への投資
- - 長期的な成長を期待できる未上場企業への焦点
株主としての期待
株主として参画したアセットマネジメントOneの田原翔三氏は、“急速に変化する社会環境の中で、新たな価値を創ることは簡単ではありませんが、matsuri technologiesの姿勢に感銘を受けています。今後も新しいイノベーションを期待しています” とコメントしています。三井住友TAMの山﨑信幸氏も、同社のテクノロジーが宿泊産業における強力なソリューションになるとし、その成長性に期待を寄せています。
StayXの革命的な機能
StayXは、空間の価値を最大化するためのソリューションであり、従来の賃貸物件を短期宿泊や短期賃貸に変更することができます。これにより、無駄な稼働や人手を減らし、運営効率を大幅に向上させます。
- - フレキシブルなスペース利用:1つの空間を複数の用途に拡張可能。
- - リアルタイム管理:インターネットを通じて集客や在庫管理が行え、自動化された運営が可能に。
- - 労働力不足の解決:労働力不足という社会問題をソフトウェアで解消し、新たな使用方法を提供。
このように、StayXはホテル業界のみならず、広く宿泊業界に新しい風をもたらす可能性を秘めています。
matsuri technologiesの将来
今後のmatsuri technologiesは、さらなる市場の動向を見極めながら、事業拡大を図っていく方針です。観光立国を目指す日本において、この分野での新しいインフラの提供は重要な役割を果たすでしょう。同社の今後に注目が集まります。
公式サイト:
StayX
概要
- - 会社名:matsuri technologies株式会社
- - 本社所在地:東京都新宿区神楽坂4丁目8番1号 神楽坂プラザビル 3階
- - 設立:2016年8月
- - 資本金:100百万円(2025年2月末時点)
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