2024年12月に開業予定のホテルコンドミニアム『ラ ヴィーニュ 白馬 by 温故知新』が、竣工からわずか半年で全38室が完売しました。この物件は、長野県北安曇郡白馬村に位置し、JR大糸線の白馬駅から車で約7分、白馬八方バスターミナルからは約3分の距離にあります。地上5階建てのこのホテルコンドミニアムは、総戸数38室を誇り、各部屋は角部屋設計で53.96㎡から144.89㎡の多様な間取り(スタジオから3ベッドルームまで)を提供しています。
本物件は、厳選されたワインが豊富に揃うレストラン「LA VIGNE DINING FÛDO(ラ ヴィーニュダイニング フウド)」を1階に擁し、信州の旬な食材を使ったフレンチおよび鉄板焼きを楽しむことができます。開業初月には稼働率が90%を超え、特に海外富裕層に人気を集めました。この結果、物件の価値も高まっているとのことです。
■ ホテルコンドミニアムとは?
ホテルコンドミニアムは、宿泊施設の利便性と居住性を兼ね備えた物件です。通常のホテルに加えて、キッチンや洗濯機を設置しており、まるで自宅のように快適に過ごせる仕組みです。また、フロントサービスやハウスキーピングなどのホテルサービスも利用でき、所有者は賃貸収入を得ることも可能です。
『ラ ヴィーニュ 白馬 by 温故知新』の販売は、リストインターナショナルリアルティ株式会社と東急リゾート株式会社によって行われ、販売価格は約8,000万円から2億7,000万円台(税込)でした。
■ 契約者の傾向
契約者の多くは50代で、全体の30%を占めています。約60%の契約者は複数物件を保有している経験者で、自己利用と投資の目的はそれぞれ約40%を占めています。また、購入者の約半数が東京在住で、アジア圏(特に香港、台湾、シンガポール)の購入者も2割を占めています。
■ 高評価のポイント
契約者が高く評価している点は、白馬が国内有数のスノーリゾート地であることに加え、今後の不動産市場の成長に期待が寄せられている点です。また、ニセコのような他のリゾート地と比較しても、高い利回りが期待できる価格帯が魅力となっています。
最も注目すべきは,各部屋ごとにバスルームやシャワールームが備えられた間取りデザインです。これにより、特に海外からの利用者にとって便利で快適な空間が確保されています。さらに、ホテルサービスの質に定評のある温故知新による運営は、利用者からの期待を一層高める要因となっています。
白馬村は、Uber タクシーやデマンドタクシーを導入するなど、交通インフラの改善にも力を入れています。これにより、物件へのアクセスがさらに便利になり、利用者の満足度向上には欠かせない要素と言えるでしょう。
今回の全戸完売に関して、リストサザビーズインターナショナルリアルティの福島麦常務は、白馬の宿泊施設が不足している現状の中で、多くの反響をいただいたと語ります。また、自己利用に加え、高い利回りが期待できることが契約者の高評価につながったと説明しています。
リストデベロップメントの木内寛之社長は、このプロジェクトが初めてのホテルコンドミニアム開発であり、その結果に対して大変嬉しく思っているとコメント。今後も新たなリゾート地での開発に挑戦し、顧客に感動を提供することを目指しています。
【物件概要】
- - 所在地: 長野県北安曇郡白馬村北城3020-1116
- - 敷地面積: 3,950.94㎡
- - 規模・構造: RC造一部鉄骨造、地上5階建
- - 客室数: 38室
- - 専有面積: 53.96㎡〜144.89㎡
- - バルコニー面積: 9.04㎡〜18.52㎡
- - 開業日: 2024年12月19日
- - 事業主: リストデベロップメント株式会社
- - 販売代理: リストインターナショナルリアルティ株式会社、東急リゾート株式会社
- - 運営会社: 株式会社温故知新
- - HOTEL公式サイト: 公式サイトはこちら
この結果、白馬のリゾート地における新たなライフスタイルの提案と投資機会が、ますます注目を集めることになるでしょう。