Castee、インドネシアに初の海外拠点設立
株式会社Casteeが2025年11月3日に、インドネシアに「PT. Castee International Indonesia」を設立しました。この現地法人の設立は、Casteeにとって初めての海外進出となります。主な事業内容は、TikTok Shopを軸にしたコマース事業です。
 なぜインドネシア?
インドネシアは、世界第4位の人口を誇り、急速にデジタル化が進行中です。特に若年層を中心としたSNSの利用が盛んで、TikTokのユーザー数は世界で第2位とも言われています。このような環境を背景に、Casteeはインドネシア市場におけるソーシャルメディアとEコマースの成長に注目し、現地法人を設立しました。
 事業展開の概要
Casteeは、日本国内でのインフルエンサーとの協業モデルを基に、インドネシアでのローカライズを行い、日本ブランドや現地ブランドへのEC支援サービスを提供します。具体的には、コンテンツ制作から販売、顧客管理までを一貫してサポートし、インフルエンサーとブランドが共に価値を創出する「共創型コマースモデル」を構築する予定です。
 主な事業内容について
PT. Castee International Indonesiaは、ソーシャルコマース事業を中心に展開します。今後は、OEM販売やローカル販売代行も視野に入れており、ASEAN市場への展開を加速させる構えです。
 Casteeのビジョン
代表取締役CEOの大竹慎太郎は、「サステナブルな形でインドネシアを皮切りにアジア全域へと事業を広げていきたい」と意気込みを語っています。また、インドネシアでの短期的な目標として、自社商品の販売やサブスクリプションモデルの導入があることも明らかになっています。
 日本及びインドネシアの架け橋に
Casteeは、インフルエンサーとの共同企画を通じ、新たな価値を創造することを目指しています。この新しい試みが、インドネシアのクリエイターがより多くの機会を得るきっかけになることに期待が寄せられています。
現在、プログラムの詳細についてはまだ発表されていませんが、インドネシア市場で展開される同社の施策が注目される中、実際の結果につながることに期待が膨らみます。
 Casteeについて
Casteeは、テクノロジーを利用して新たなエンターテインメントやサービスの創出を追求しています。その中で「コラボレーションサービス」は特に注目を集めており、SNS上での「コラボ」を通じてクリエイターと企業が共創的な関係を築くことが可能です。このような戦略を駆使することで、インドネシアでも多くの新たなビジネスの機会を提供し、次世代のマーケティングをリードすることを目指しています。
今後のCasteeの取り組みにますます目が離せません。