顔認証プラットフォーム「FreeiD」が市川の新しいマンションに導入

顔認証プラットフォーム「FreeiD」の導入

リアルとデジタルの融合を追求するミガログループのDXYZが提供する顔認証プラットフォーム「FreeiD」が、京葉ガスが開発した新しいマンション「リーフシティ市川ザ・レジデンス」に導入されることが決まりました。このプロジェクトは千葉県に位置する初の試みで、利便性とセキュリティ向上を目指しています。

京葉ガスの取り組み

京葉ガスは、目指すイメージとして『緑豊かな街づくり』を掲げ、千葉県市川市内の京葉ガス市川工場跡地および周辺を複合開発しています。「リーフシティ市川ザ・レジデンス」は、その中心に位置し、234戸の賃貸マンションを提供します。この物件は、JR「市川駅」から徒歩6分の距離にあり、住環境の利便性を追求しています。

さらに、建物は脱炭素社会を見据え、断熱性能やエネルギー効率に優れた設計になっています。これにより、「ZEH-M Oriented」という認証を得ることも実現しました。共用部には「非化石価値付電気」を供給したり、太陽光発電システムを導入したりするなど、様々な環境配慮が行われています。

「FreeiD」の特長

「FreeiD」は、顔認証による新しい暮らしを実現するための革新的なプラットフォームです。このシステムでは、従来の鍵や身分証明書が不要となり、顔だけで入退室や決済、本人確認が可能です。「リーフシティ市川ザ・レジデンス」には、エントランスや宅配ボックス、駐輪場などの主要な場所にその技術が組み込まれております。

住民は、パーティールームなどの施設を利用する際に、事前に「FreeiD」で予約することで当日は顔認証で簡単にアクセスできます。これにより、両手がふさがっている時でも、スムーズに出入りができる利便性が提供されます。

セキュリティの向上

最新の顔認証技術を駆使することで、入居者や訪問者のセキュリティが大幅に強化されます。顔認証は、個々の利用シーンに応じた最適なAIと連携が可能で、各住民のニーズに応えたサービスの充実を図っています。同プラットフォームは、エンターテインメントや業務、遊びといった多様なシーンでも利用されることが見込まれています。

物件の概要と今後の展望

「リーフシティ市川ザ・レジデンス」は、鉄筋コンクリート造で、全体が9階建て、235戸から成ります。間取りは多種多様に用意され、1Kから2LDKまでの選択肢があります。共用施設には、パーティールームやワークラウンジ、広場が設けられ、住民同士が気軽に交流できるスペースもお楽しみいただけます。

2025年5月30日に完成予定のこの物件において、ミガログループはDXYZと共に、顔認証プラットフォームを活用した新しいスマートシティソリューションの推進を計画しています。

この新しいライフスタイルの提案は、今後の多様化するライフスタイルニーズに応え、デジタルとリアルを融合させる新たな時代を切り開くかもしれません。