OasysがホットリンクのNonagon Capitalと共に現実資産をブロックチェーンでトークン化する新展開を開始

Oasysが進化する現実資産のトークン化

株式会社ホットリンクのグループ企業である合同会社Nonagon Capitalは、Oasysチェーンでのバリデーター運用を始めました。これにより、現実世界の資産をブロックチェーン上でトークン化するという新たなフェーズへと進展しています。

Oasysとは？

Oasysは、日本発のブロックチェーンプロジェクトで、現実に存在する様々な資産をトークン化することを目指しています。「Real World Asset」（RWA）を基盤に、社会に存在するIPや不動産、金融資産を統合して、1つのトークンエコノミーを構築します。このプロジェクトはPoS（Proof of Stake）を採用しており、環境負荷を最小限に抑える設計が特徴です。

世界的に名の知れた企業が多数参加しており、セガ、バンダイナムコ、スクウェア・エニックス、KDDI、Ubisoftなど、エンタメ業界の巨頭たちが名を連ねています。Oasysブロックチェーンは、ゲームや様々なエンタープライズ用途に適応し、高速な取引処理やユーザー負担のない手数料が実現されています。

Oasysへの参画の意義

Nonagon Capitalの参画は、Oasysのビジョンと合致する重要なステップです。「Web3を広げるプロジェクトを生み出す」という彼らのミッションと共鳴し、単なる投資家に留まらず、ネットワークの参加者としての役割を果たすためにバリデーター運用を開始しました。OASトークンをステークすることで、長期的なネットワークの安定化と成長への貢献を示しています。

Oasysのバリデーターノードについての詳細は、公式ページからも確認可能です。
Oasys Validator Page

代表者の言葉

Oasysの代表取締役、松原亮氏は、Nonagon Capitalがバリデーターとして参画することに喜びを示しました。これにより、日本の上場企業が参画するネットワークはさらに信頼性を増します。「私たちは協力しながら、IPやRWAの資産の金融サービスとの融合を進め、エコシステムの拡大を目指します」との発言も印象的です。

また、Nonagon Capitalの岡本和士氏は、「Oasysが掲げる現実資産のトークン化というビジョンに深く共感しています。私たちの参加は、ネットワークの安定化に寄与することを目的としています」と述べています。

今後の展望

今回の新たなバリデーター運用によって、Oasysネットワークのセキュリティ向上が期待され、様々な知見が蓄積されます。ホットリンクは、グループ全体の豊富なリソースを活かしながら、Web3の実装を進めていく方針です。

Oasysは、現実の資産とブロックチェーン技術を橋渡しすることで、トークン化の未来を切り開き、金融サービスの新たな可能性を広げていくことでしょう。お見逃しなく！