テラーノベルの新たな挑戦、コミカライズされた『不本意ですが、サキュバスです!』
株式会社テラーノベルは、累計760万ダウンロードを誇る人気小説プラットフォームから、新たにコミカライズを発表しました。その作品とは、2025年12月11日に発売される「comic Killa Vol.33」で連載が開始される『不本意ですが、サキュバスです!』です。原作は景佳、漫画は梶谷きりによって描かれます。この作品は、独自のストーリー展開で多くのファンを魅了してきた作品とされています。
物語の概要
この物語の主人公は、控えめで地味な性格の17歳女子・麗華。彼女は誕生日を迎えると、男性の精力を奪う魔物、サキュバスの血が目覚めてしまいます。麗華は、初めての相手と心からの恋が結びつくことを願っていますが、サキュバスとしての本能に抗うことができず、学校で一番モテる男・茜の寝込みを襲うことに。彼女の葛藤や成長を描くフレッシュで淫靡な学園ラブコメが、いよいよ始まります。
この作品が持つ魅力は、麗華の成長とともに織り成す人間関係や、サキュバスとしての自分を受け入れる過程にあります。サキュバスに変わることで彼女の内面がどう変わっていくのか、また彼女と茜の関係がどのように進展していくのかが、物語の見どころとなります。
comic Killaとは
「comic Killa」は、ぶんか社とテラーノベルが共同で創刊した青年向けデジタルコミック誌。2023年4月の創刊以来、個性的な漫画家陣が手がける刺激的な作品を多数発表しています。この誌面では、人間の裏側や闇、狂気に焦点を当て、世の中の“今”のムードや超現実が詰まった作品が展開されています。このようなコンセプトに基づき、複数の人気タイトルがコミカライズされる中で、特に『不本意ですが、サキュバスです!』は注目を集めています。
連載が開始される作品のラインナップには、他にも「恋に溺れる配信者」や「異常心理犯VS未来視探偵」などがあり、多様なジャンルが楽しめることが特徴です。コミックの発行を通じて、ファンに新しい体験を提供するために、今後も多くの作品が連載される予定です。
テラーノベルの展望
テラーノベルは、ただの小説プラットフォームとしてだけではなく、コミカライズやショートドラマなど様々なメディアミックスによるコンテンツ展開をしています。「日本の創作文化を産業に」というビジョンを掲げ、新しいクリエイターの作品を広げるための取り組みを続けています。これにより、次世代のヒットIPを創出するための支援を行い、クリエイターの活動を促進しています。
まとめ
『不本意ですが、サキュバスです!』のコミカライズは、テラーノベルの新しい試みとして、多くのファンに期待されています。麗華の恋の行方、サキュバスとしての葛藤、そして彼女が選ぶ道には、多くの人に響くメッセージが込められています。「comic Killa Vol.33」は、そんな革新的な作品が詰まった魅力的な号となることでしょう。ぜひ、興味のある方は、発売日を楽しみにしていてください。