バイセル、2024年の収益状況と新しい成長戦略
リユース事業において大きな成長を遂げている株式会社BuySell Technologies(バイセル)が、2024年12月期の通期決算と中期経営計画2027を発表しました。
売上高と営業利益の記録的成績
2024年の売上高は599億円と前年比40.9%の増加を記録し、営業利益も47億円と69.3%の成長を示しています。この結果は、既存グループの成長に加え、新規に連結した企業が好調に推移したことが要因とされています。収益性を重視した戦略により、営業利益率も7.9%に向上しました。
新中期経営計画(2025-2027年)
バイセルは、「中期経営計画2027」を新たに発表しました。この計画では、最終年度の2027年に売上高1,400億円、営業利益110億円を目指しています。特に2025年目標は998億円の売上高を予測しており、前年比66.4%の増加を見込んでいます。
事業別の売上高と成長展望
2024年の実績では、バイセル自身の売上高は戦略的な在庫の調整により限られた伸びとなっていますが、連結されたレクストホールディングスの影響を受けて急成長が期待されています。
また、出張訪問買取事業では、第4四半期において出張数は若干減少したものの、リピーター創出に向けた施策や査定士の教育が成果を上げ始めています。今後は訪問あたりの利益率も向上していく見込みです。事業戦略として、A出張買取、B店舗買取、C販売、Dテクノロジー/人材領域の4つを基盤に展開されます。
バイセルの全体像
バイセルは、買取と販売の循環を実現するトータルリユースサービスを提供しています。年間27万件以上の出張買取を行い、着物、切手、ブランド品などを全国で買い取って次の必要な方へとつなぎます。出張買取に加え、利便性の高い店舗買取や宅配買取など、多様なサービスを展開しています。
売上高の拡大に向けて、2025年からはテクノロジーの活用や人的資源の管理にも力を入れ、新たな顧客体験を提供しつつ、リユース業界全体にも影響を及ぼす成長戦略を進めていく方針です。
例えば、リユース着物を扱うECサイト「バイセルオンラインストア」では、常時45,000点以上の商品を取り揃え、幅広い商品展開がなされています。加えて、ブランド品やジュエリーに特化した「バイセルブランシェ」もあり、様々なニーズに対応しています。
リユース市場の拡大が期待される中で、バイセルはその成長をさらに加速させていくでしょう。今後の展開から目が離せません。どうぞ公式サイトで詳細を確認してみてください。
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