カオナビ、新たな成長を見据え古市氏を社外取締役に迎える

カオナビの成長戦略に新たな風を吹き込む

株式会社カオナビは、IG証券の代表取締役社長である古市知元氏を社外取締役に選任しました。この異なる業界のリーダーを迎え入れることで、カオナビの未来に対する成長戦略がさらに加速することが期待されています。

社外取締役の役割と期待

古市氏は、東京大学法学部を卒業後、シカゴ大学での経営学修士号（MBA）を取得し、マッキンゼー・アンド・カンパニーなど多くの企業で輝かしいキャリアを築いてきました。特に、経営コンサルティングや日本企業の経営においては、数々の最高業績を達成してきた彼の経営手腕が、カオナビの新ビジョンの実行に強力な推進力をもたらすと考えられます。

カオナビは「人にテクノロジーを実装し、個人の力から社会の在り方を変える」ことを使命としており、新たに策定されたビジョン「Talent intelligence」に基づいて、データとAIを駆使し、新しい価値を提供しようとしています。このビジョンの下、古市氏の知見と経験を活かし、カオナビの事業構造「Infinite Model」の確立を進めていく意向です。

新ビジョン「Talent intelligence」について

「Talent intelligence」とは、カオナビが目指す未来の姿であり、個々の才能を理解し、最大限に引き出すためのプラットフォームとしての進化を意味します。このビジョンにより、企業や自治体が人材の才能を効率的に活用できるようなシステムの構築を目指しています。AI技術の進化により、人事領域の新たな可能性が開けている現代において、カオナビはその先駆者となることを目指しています。

企業の成長と新たな挑戦

カオナビは、設立以来タレントマネジメントシステムのリーディングカンパニーとして名を馳せており、「“はたらく”をテクノロジーで支える」という理念に基づく事業展開を行っています。この度の古市氏の就任は、将来的な企業成長に向けた戦略の一環であり、テクノロジーを駆使することで、さらに多様な働き方や個々のキャリア自律をサポートする社会作りが一層進化することになるでしょう。

会社の所在地は東京都渋谷区渋谷2-24-12の渋谷スクランブルスクエア38Fで、設立日は2008年5月27日、代表取締役社長は佐藤寛之氏です。カオナビは、「カオナビ」や「ヨジツティクス」といった製品を提供し、お問い合わせや詳細については公式ウェブサイトで確認できます。

古市氏の社外取締役としての就任がカオナビのビジョン推進にどのように寄与するのか、今後の動向から目が離せません。