シンガーソングライターbane、初のコラボ曲「Within My Flow」を発表

独自の世界を紡ぐシンガーソングライターbaneの新曲

シンガーソングライターのbane（バネ）が、約半年ぶりの新曲「Within My Flow」を2025年11月12日にリリースします。この楽曲は、彼にとって初めて迎えるゲスト・アーティスト、ラッパーのmaco marets（マコマレッツ）とのコラボによって、さらに独自の音楽性を広げるものとなっています。

「Within My Flow」のテーマ

「Within My Flow」は、自らの進むべき道に迷う心情を描いた作品です。自分の好きなことをしているはずなのに、周囲に流されてしまいがちな心の葛藤。「こうした方が良いのか？」と自問自答し、結局は自分を見失ってしまう様子が表現されています。しかし、そうした悩みを乗り越え、自分の内なる声に耳を傾けることで見つけられる「心地よい場所」へと導いてくれる楽曲です。このテーマは、セルフプロデュース体制で活動を開始する2024年からのbaneの心情とも一致しています。

コラボレーションの魅力

maco maretsは、自身のスタイルを貫き通すアーティストであり、banesにとっては憧れの存在です。彼との共演によって、baneの歌声にはさらなる繊細さと力強さが加わりました。2人の間には、まるで「葛藤する者同士」が支え合っているかのような共鳴が生まれ、「Within My Flow」の持つコンセプトがより鮮明になっています。

サウンド面では、プロデューサーとして知られるTOSHIKI HAYASHI（%C）が携わっています。彼の手によって、楽曲は深みと色彩を増し、日常の情景が鮮明に描写されています。baneは「香りまで思い浮かぶような」と評される彼の表現力に惚れ込み、その実力を信じてこのコラボレーションが実現しました。

シンガーソングライターbaneの成長

baneは横浜出身で、2020年から音楽活動をスタートし、これまでに彼自身の独特なスタイルを確立してきました。これまでにリリースしたEP「air」や「mono」といった作品は、彼の成長を象徴しています。特に、今年3月に発表したEP『CONTRAST』では、著名なプロデューサーたちとのコラボレーションによって、新たな音楽的表現を切り開きました。

また、2025年には2回目となるワンマンライブの成功も成し遂げ、今後の活動がますます期待されています。「Within My Flow」は、その新たなステージへと進むための大きな一歩となるでしょう。

まとめ

baneは、内面的な葛藤を歌い上げることで、多くのリスナーに共感を呼び起こしています。新曲「Within My Flow」では、maco maretsとのコラボによって、彼の音楽性が一層豊かになっています。この楽曲を通じて、彼がどのように「自分の流れ」を見出してゆくのか、これからの活動にも注目です。音楽シーンに新たな風を吹き込む彼の姿を、しっかりと見守っていきたいと思います。