オンラインで受けられる認知症早期診断プログラム『MCIコンサルトドッグ』のご紹介
東京の墨田区にある医療法人社団仁寿会中村病院が新たなオンライン診療プログラム『MCIコンサルトドッグ』の提供を開始しました。このプログラムは、軽度認知障害(MCI)や早期認知症に特化しており、利用者が自宅で簡単に専門の診断やカウンセリングを受けることができます。
プログラムの背景と目的
「認知症の不安を取り除き、前向きに生きる力を与える」という理念を掲げた『MCIコンサルトドッグ』は、特に関東一都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)にお住まいの方を対象としています。今後、全国的なサービスの展開も予定されています。このプログラムでは、認知機能の指標を数字で把握することで、利用者やその家族が自分たちの状況を客観的に理解できるようサポートしています。
早期発見の重要性
認知症は早期に発見することで進行を緩やかにし、より自立した生活を続けられる可能性があります。しかし、多くの人が初期症状に気付いても受診をためらう傾向があります。そこで、このプログラムでは臨床心理士や公認心理師とのオンライン面談を必須としており、心の状態にも寄り添いながら、初期症状の見逃しを防ぎます。
診断の流れ
『MCIコンサルトドッグ』では、以下の手順で診断が進められます。
1.
オンラインで問診票の記入
2.
検査1: 記憶検査(運転免許更新時にも用いられる認知機能テストを基に構成)
3.
検査2: 「のうKNOW®」による脳の健康度のセルフチェック
4.
面談: 臨床心理士とのオンライン面談(問診票や検査結果について説明し、心身の状態を伺います)
5.
検査3: MRI-TAISEKIによる脳部位の体積分析
6.
検査4: MRI・MRAでの脳や脳血管疾患の検査
7.
面談: 中根一教授によるオンライン診療
これにより、利用者は自分の状態を見える化でき、必要に応じて適切な対処を行う機会が提供されます。
費用とモニター募集
このプログラムの通常料金は165,000円(税込)ですが、今ならモニターを10名限定で54,000円(税込)で受けられます。モニター参加者はアンケートへ協力することで割引を受けられます。参加希望者は中村病院の公式ウェブサイトから申し込みが可能です。
まとめ
『MCIコンサルトドッグ』は、身近なクリニックでのMRI検査を含む全面的なオンライン早期認知症診断プログラムです。自宅にいながら安心して専門的なカウンセリングと診断を受けられる新しい形のサービスをぜひご利用ください。記憶や認知に不安を抱える方にとって、大きなサポートになること間違いなしです。詳細は中村病院の公式サイトで確認できます。