ベアーズが大阪市で子育て家庭を支援する新事業を開始

ベアーズが推進する大阪市の子育て支援事業

大阪市における子育て支援の一環として、株式会社ベアーズが2025年4月から「子育て応援ヘルパー派遣事業」に参画することが決まりました。この新しい事業では、特に育児の負担が大きい0～2歳児を育てる家庭を対象に、訪問サポートを通じて家事や育児を支援します。

子育て応援ヘルパー派遣事業とは？

この事業は、大阪市内に住むすべての家庭を対象とした取り組みです。具体的には、家庭に1時間1,500円でヘルパーが訪問し、食事の準備や後片付け、衣類の洗濯、掃除や整理整頓などの「家事応援メニュー」を提供します。また、育児に関しては、授乳や離乳食の介助、おむつ交換、沐浴介助、きょうだいの送迎などの「育児応援メニュー」が用意されており、家庭の多様なニーズに応じたサポートを実現します。

特に、生活保護世帯や市民税非課税世帯の場合は、減免申請を行うことで利用料金が無料となるため、より多くの家庭がこのサービスを利用しやすくなっています。

需要の高まる家事支援サービス

2024年6月21日に閣議決定された「骨太の方針2024」では、少子化や女性の活躍推進に向けた解決策として、家事代行サービスの重要性が強調されています。特に核家族化が進行している現代では、地域社会のつながりが希薄になり、育児をしながら強い孤独感を抱く家庭が増加しています。こうした背景から、家事や育児を支える自治体の取り組みはますます重要視されています。

ベアーズは、すでに多くの自治体と連携しており、2024年には17の自治体事業と共に子育て支援を行っていますが、大阪市での新事業はその中でも特に注目されています。合計で90件以上の自治体事業に参画する予定で、全国的にサービスを展開し、多様なニーズに応えています。

今後の展開

ベアーズは，今後も質の高いサービスを提供するための体制を強化し、利用者の望む「安心」「安全」「快適」「便利」な生活サポートを行っていくとしています。また、様々な自治体や団体と連携し、住民がそれぞれの希望する生活を実現できる社会の実現に貢献していく方針です。

2024年1月31日からは利用者登録の受付が開始され、3月下旬には予約の受け付けも開始予定です。従って、大阪市民はぜひこの機会を活用し、育児と家事の負担を軽減してみてはいかがでしょうか。