営業支援進化の一手、ジオコードの「AI商談レポート機能」
2023年6月2日、株式会社ジオコードはその営業支援ツール「ネクストSFA」の最新機能として「AI商談レポート機能」を発表しました。急速に変化するビジネス環境において、営業の現場でもオンライン商談が急増しており、商談の内容を記録する手間は営業担当者にとって大きな負担になっていました。その中で、AI技術を駆使して商談の記録を効率化することが求められていました。
開発の背景と課題
近年、リモートワークやオンライン商談の普及により、営業担当者は煩雑な議事録作成や情報の整理に時間を費やすことが増えています。この煩雑さを解消するためにジオコードは「AI商談レポート機能」を開発しました。
新機能「AI商談レポート機能」の概要
この機能は、Google MeetやZoomをはじめとする主要なWeb会議ソフトで記録した商談の動画ファイルを「ネクストSFA」にアップロードすることで、自動的に以下の処理が実施されます。
高精度な文字起こし
アップロードされた動画の内容を最新のAI技術で文字起こしします。これにより、商談内容を漏れなく記載することが可能です。
AIによる要約
次に、文字起こしされた情報をAIが分析し、商談の重要ポイントを自動的に抽出します。これにより、長文の内容を短時間で把握できるようになります。
SFAへの自動連携
さらに、得られた議事録と要約は「ネクストSFA」に自動登録されるため、営業チームが必要な情報をすぐに閲覧できる環境が整います。
導入のメリット
「AI商談レポート機能」を活用することで、営業担当者の時間を大幅に節約できます。具体的なメリットは以下の通りです。
- - 時間の削減: 商談内容の記録作業が自動化されるため、営業担当者はコア業務に専念できます。
- - 正確性の向上: AIによる記録で主観が入りづらく、商談内容の正確性が向上します。これにより、記録漏れや誤解を防ぎます。
- - 情報共有の効率化: 自動登録された情報を基にチーム内の共有がスムーズになり、コミュニケーションが強化されます。
さらに、「商談の見える化」を実現し、進捗状況や課題が明確になります。過去の商談の情報を簡単に検索でき、営業戦略の立案に貢献します。
今後の展開
ジオコードは今後も「ネクストSFA」のさらなる機能強化に取り組み、営業活動の効率化と顧客満足度向上を目指します。AI技術を活用し、「ネクストSFA」を通じて、顧客とのコミュニケーションの円滑化を図ります。
「ネクストSFA」とは
「ネクストSFA」は、使いやすさと見やすさを追求した営業支援・顧客管理ツールです。MA(マーケティングオートメーション)機能も搭載しており、見込顧客の管理から受注まで一元化しています。多様なツールとの連携も可能で、ビジネスシーンでの活用が期待されます。
会社概要
株式会社ジオコードは、Webマーケティングとクラウドセールステックの領域で、顧客の業務拡大を支援しています。設立は2005年、東京都新宿区に本社を置き、営業DXに関するサービスを提供しています。
この新機能は営業のデジタル化を推進する一歩であり、今後のビジネスシーンにおける注目が寄せられます。