タミヤホームが初のSOGI勉強会を開催
2025年10月7日、埼玉県所沢市に本社を置く株式会社タミヤホームが、カミングアウトデーに合わせて「タミヤホームSOGI勉強会」を初めて開催しました。この勉強会は、LGBTQ+に関する知識を深め、多様な価値観を尊重する職場環境の整備を目的としています。
勉強会の背景
タミヤホームは、「Sportsmanship」(スポーツマンシップ)というバリューの下、社内での仲間の個性を認め合い、協力して困難を乗り越える精神を大切にしています。この価値観を体現するため、今年6月から本格的なダイバーシティ&インクルージョン(D&I)への取り組みをスタートしました。特に今回の勉強会は、10月11日の国際カミングアウトデーに向けて実施され、全社員に向けた意識改革の一環として位置づけられています。
勉強会には、東京都が推進する「企業等によるLGBTQ+に関する研修・相談訪問事業」を活用し、一般社団法人LGBT法連合会の理事である西本梓様を講師として招待。タミヤホーム東京事務所に40名が集まり、3名がリモートで参加するという形で行われ、盛況のうちに幕を閉じました。
勉強会の内容
勉強会は、LGBTQ/SOGIに関する基礎知識、SOGIハラスメントの実態、他社の取り組みなど、具体的な内容が盛り込まれていました。参加者はグループに分かれ、自社で実施できる施策について活発な意見交換を行い、最後には質疑応答の時間も設けられました。
特に、講義の中で語られた「自分が気軽に話せる環境」を実現するための方法論が、参加者の心に深く刻まれたようです。実際に、普段のコミュニケーションを通じて誰もが自由に自分を表現できる職場文化の構築が急務であるとの意見が数多く飛び交いました。
意識調査の結果
勉強会の取り組みをより良いものにするため、事前および事後に参加者に対し意識調査を実施しました。その結果、勉強会前に比べて知識が深まったと感じる割合は、わずか30%からなんと90%に上昇しました。また、LGBTQ+に配慮した活動に自分ができることがあると感じる割合も、60%から30%へと低下しており、今後の継続的な支持が期待されています。
今後の取り組み
タミヤホームは、この勉強会をキックオフとして、引き続きD&I推進に向けたアクションを続ける方針です。今後も社員の意識を高め、協力業者とも連携して、誰もが働きやすい企業文化を醸成するための努力を惜しまないとしています。毎回の勉強会の結果や取り組みについては、当社のnote公式アカウントで定期的に公開し、他企業にとっての参考となる情報の発信を続けていく予定です。
タミヤホームは、多様性を大切にし、全社員の個性を最大限に活かせる環境の創造に邁進しています。これからも多様性の理解と共生を基盤に、地域社会へ貢献していく所存です。