シェフのリアルな挑戦と帰国後のキャリア
料理の世界に挑戦し続けるシェフたちの姿は、私たちにどのような影響を与えるのでしょうか。特に海外での経験は、技術の向上のみならず、帰国後のキャリアにも多大な影響を与えることがしばしばあります。そんな中、10月14日(火)に行われるオンラインセミナー「海外での挑戦がキャリアを創る」は、多くの料理人にとって貴重な学びの場となることが期待されています。
このイベントは、料理人コミュニティ「Chef Meets」が主催し、海外での挑戦や帰国後のキャリア形成をテーマに、実際に海外で活躍している2人のシェフのリアルなストーリーをお届けします。特別ゲストとして登場するのは、フランス・ブルゴーニュにてフレンチレストラン「ORIGINE」を経営する内村朋史氏と、東京・浅草で「Etape」を運営する河村神賜氏の2名です。
セミナーの内容
このセミナーでは、参加者が海外で得た経験や学び、そしてそれを帰国後にどのように活かすかというリアルな話が展開されます。前半は各シェフによる講義形式での自己紹介があり、後半にはパネルディスカッションを通じて参加者からの質問に対して答える時間も設けられています。具体的には、次のようなテーマが取り上げられる予定です:
- - 海外での経験から得られるものとは?
- - 日本に戻った後、どのようにそれを活かすか?
- - キャリアの不安や壁をどう乗り越えるか?
登壇シェフのご紹介
内村朋史氏
鹿児島県の実家のイタリア料理店を手伝っていた内村氏は、服部栄養専門学校を卒業後、東京のフレンチレストランで修行を重ねました。フランスに渡り、ミシュラン三つ星店で11年間の修業を経て、2019年に自らの店「ORIGINE」をオープンしました。このレストランは、2022年にミシュラン一つ星を獲得し、高い評価を受け続けています。
河村神賜氏
飲食業界への憧れからフランス料理の世界に飛び込んだ河村氏は、パリで8年間の経験を重ね、帰国後は「Etape」をオープンしました。こちらもミシュランのビブグルマンに選出されるなど、着実に評価を高めています。さらには、2026年にアニメ『フェルマーの料理』とのコラボレストランを開設予定です。
参加対象者について
このセミナーは、海外での料理修行や出店に興味のある若手シェフ、帰国後のキャリアに不安を抱える方々に特に興味深い内容となっています。また、飲食店の経営者や料理人育成に取り組む教育関係者なども御参加いただけます。参加は無料で、定員は30名と限られているため、早めの申し込みをおすすめいたします。
まとめ
料理人にとって、海外での経験はキャリア形成の貴重な要素です。今回のイベントでは、帰国後も第一線で活躍するシェフたちの実体験を通じて、未来の可能性を広げる一助となることでしょう。興味のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。