京都の魅力と木村多江の旅
俳優の木村多江がBS朝日で放送される特別番組「あなたの知らない京都旅〜1200年の物語〜」に初めて旅人として登場します。この番組では、木村が選んだ京都の魅力的な場所を巡ります。京都は木村にとって思い出の多い場所であり、初めて訪れた修学旅行以来、母親との二人旅や、仕事を通じて何度も足を運び、心惹かれる土地となりました。
木村多江が愛する隠れた名所
木村が向かうのは、美しい路地が特徴的な東山区にある「あじき路地」。この場所は、大正時代に建てられた築100年以上の長屋がそのまま残されており、若きクリエイターたちが独創的な作品を生み出しています。木村はここで、切り絵作家の望月めぐみさんを訪ね、和の美を感じる切り絵作品を見る機会を得ます。その緻密な作品に感嘆する木村ですが、自らも切り絵に挑戦する様子が描かれます。果たして彼女の作品の出来栄えはいかに?そして、望月さんからのサプライズも待ち受けています。
あじき路地の散策の最中には、長屋を運営する大家さんとの対話もあり、若きクリエイターたちが新たなモノづくりに励んでいる様子が伺えます。木村は、古き良き伝統を守りながら新しい文化を受け入れていこうとする大家さんの理念に共鳴します。また、宝飾デザイナーの工房も訪れ、オーガンジーを使ったアクセサリーの魅力に触れ、そのユニークなデザインに感心します。
懐かしのおばんざいと文豪の思い出
次に木村が向かうのは、先斗町の老舗「ますだ」。1952年創業のおばんざいのお店で、木村は「いろいろなものが食べたい」とのことで、さまざまな絶品おばんざいを堪能します。この店舗は、過去に多くの文豪たちも通った名店で、木村はその一人が屏風に残した歌を紹介します。この美味しい料理と共に、文豪の歴史的な思い出を感じることができ、木村も思わず「おいしい」と喜びの声を上げます。
木村多江のとっておきの場所
そして、木村が「とっておきの場所」として紹介するのは、著名な禅寺・東福寺。ここには、14世紀に建てられた国宝の三門や美しい庭園が広がり、木村はその荘厳さに圧倒されます。特に、国宝・龍吟庵の「無の庭」には心を癒される要素が満載です。住職の案内で進む木村は、庭の美しさと静けさに包まれ、自らの内面と向き合う時間を持つことができたようです。
最後に
木村多江は、この旅を通じて「新たな発見」をするとともに「心の浄化」を体験したと語ります。視聴者には、木村と共に京都の静寂と奥深い魅力を感じてもらいたいという思いを伝えます。
この特別番組を通じて、皆さんも是非、木村多江と共に“あなたの知らない京都”の旅をお楽しみください。番組は7月10日(木)の夜に放送されます。心温まる旅の様子をお見逃しなく!