2025年度Q2の不動産市場調査と今後の展望
三菱地所リアルエステートサービスが実施した、2025年度Q2の不動産市場に関する独自のアンケート調査がこのほどまとまりました。対象となったのは、不動産業界で活躍するプロフェッショナル400名。彼らの意見をもとに、現在の市況感と今後のマーケットの予測についてお知らせします。
アンケートの概要
調査は2025年9月30日から10月10日までの期間に、東京都を含む一都三県の業界関係者に対して行われました。調査の目的は、不動産売買および賃貸市場に対する市場の現状と未来の見通しを明らかにすることです。
市況感についての見解
調査結果によれば、売買市場と賃貸市場は共に「拡大継続」という意見が多数を占めています。このことから、現在の市場はピークに近づいていると考えられています。利回りの圧縮が進んでいるものの、賃料収入が増加し、市場の安定性を保つ要因となっているのです。
特に、売買市場においてはインバウンド需要に支えられた「ホテル」が注目されており、賃貸市場では空室率が低下する「オフィスビル」が期待されています。
売却物件に関する情報
6ヶ月前と比較して売却物件の情報量について「変わらない」とする意見が過半数でしたが、売却価格に関しては「上昇した」との回答が最も多く寄せられました。これは、賃貸市場の健全性を反映しているようです。
不動産売買市場の見通し
2025年度Q2における不動産売買市場についての意見では、現在・6ヶ月後ともに「拡大が続き、ピークに近づいている」との回答が大勢を占めています。しかし一方で、6ヶ月後には「ピークを過ぎて減退局面に転じる」という懸念も高まっています。このように、見方が二極化している点がではあります。
賃貸市場の動向
同様に、賃貸市場においても現在・6ヶ月後ともに「拡大が続き、ピークに近づいている」との回答が多いです。しかし、将来的には「ピークである」「減退局面に転じる」との見解も増加しています。
投資対象のアセット
今後積極的に投資が期待されるアセットは「ホテル」と「賃貸マンション」。特に、ホテルは市場拡大が見込まれるため、強気な価格設定が維持される見通しです。
一方、賃貸市場でも空室率の低下やフリーレント期間の短期化が見込まれており、新たな投資機会を生み出しています。
今後も三菱地所リアルエステートサービスでは、調査データを通じて不動産市場の課題解決に貢献できるよう、調査を継続的に実施していく方針です。詳細調査レポートのダウンロードは次のリンクからご覧いただけます。