LIFULLとオーエスが結ぶ新たな不動産クラウドファンディングの未来
LIFULLの関連会社であるLIFULL Investmentは、阪急阪神グループに属するオーエスと業務提携契約を結び、2025年6月2日より不動産クラウドファンディング分野での新たな挑戦を開始します。この提携は、地域創生と活性化を目指したものであり、両社は共同で新しい不動産ファンドの立ち上げを行う予定です。
業務提携の基本内容
この提携により、オーエスが構築する不動産ファンドを、LIFULLの「LIFULL 不動産クラウドファンディング」プラットフォーム上で募集する体制が整います。これにより、地域経済の活性化を図りながら、投資家にとっても魅力的な機会を提供することになります。
LIFULL Investmentは過去に3件の不動産ファンド募集実績があり、この経験を活かして新たなファンド形成を目指します。一方、オーエスは不動産事業に加え、エンタメや飲食業にも展開しており、映画やアミューズメント施設など多彩な事業を展開しています。これにより、地域と人々をつなぐ新たな不動産ファンドが誕生することになります。
提携契約の狙い
LIFULL Investmentは、幾つかの不動産ファンドを通じて得たノウハウを活かし、オーエスの創出する地域に根ざしたファンドと協力することで、新たな投資テーマを生み出すことを目指しています。これにより投資家は、同一プラットフォームで複数のファンドにワンストップで分散投資を行うことができ、投資の利便性が大いに向上します。
オーエスの魅力的なビジョン
オーエスは、地域活性化に向けた取り組みを強化しており、2020年からは和歌山県白浜町でリゾートサテライトオフィスビル「ANCHOR」を運営しています。このプロジェクトは地域の振興に寄与し、地元の自治体や企業との協力を通じて、他の地域でも同様の試みを展開しつつあります。
LIFULLについて
LIFULLは、「あらゆるLIFEを、FULLに。」をテーマに、個々の課題から社会全体の問題を解決することを目指すソーシャルエンタープライズです。不動産に関するサービスだけでなく、地方創生や介護、そしてあらゆるライフスタイルに関係する領域へと事業を展開しています。
まとめ
LIFULLとオーエスの新たな業務提携は、不動産ファンドの市場に新たな風をもたらすとともに、地域活性化をすすめる重要な一歩となります。これから登場する新たなファンドは、地域経済の発展と投資機会の拡大の両方を実現するでしょう。私たち一人ひとりが地域の未来を考え、より良い社会を築いていくための大きな手助けとなることを期待しています。