子どもの姿勢実態調査が示す「ラン活」の重要性と健康影響
株式会社Sapeetは、「カルティ シセイカルテ」に基づいた子どもの姿勢に関する調査を実施しました。その結果、実に2800件のデータが収集され、特に小学校入学前後の子どもたちの姿勢に関する新たな知見が得られました。
調査の背景
近年、小学校に入学する前に行われる「ラン活」は、ランドセルの選び方や購入活動を指しますが、これは単に物品を選ぶだけではなく、入学後の生活全体に影響を与える極めて重要な時期です。子どもたちがランドセルを背負って新たな学びの場に向かう季節は、彼らの身体の使い方や生活リズムが変化しやすい時期でもあります。
調査の要点
調査結果からは、興味深いデータが浮かび上がりました。以下にその概要を紹介します。
- - 片あがり姿勢の多発: 入学前段階から、すでに7割以上の子どもが「片あがり姿勢」を示していることが確認されました。これは、身体の左右のバランスに偏りがある状態を指します。
- - 真っすぐな姿勢が少数: 身体の前後のバランスが「真っすぐ」な子どもは2割以下という結果に。不均衡な姿勢は、小学校入学後に更に増加する傾向が見られます。
- - 頭部前傾現象: 入学前の7割以上の子どもに、頭が前に出る「頭部前傾」が観察されました。成長に伴いこの状態は目立ちにくくなりますが、完全には改善されない場合もあります。
- - 小学校高学年での猫背傾向: 10歳から12歳の高学年では、約7割の子どもに猫背傾向が見られ、学年が上がるにつれてその傾きが増強されることがわかりました。
調査方法の詳細
本調査は2023年7月から2025年11月までの期間にかけ、無作為に選ばれた4800名の子どもたちからデータを抽出し、AI姿勢分析を用いて実施されました。特に4歳から12歳の男女に焦点を当て、その姿勢の状態を測定しました。
姿勢の重要性と今後の取り組み
Sapeetでは、姿勢の崩れを単なる一時的な問題とは捉えず、日常生活や活動環境がどのように影響するかを見つめ直すことの重要性を訴えています。特に、「ラン活」の期間を利用して、子どもの身体の健全な成長が促されるために、ランドセル選びと共に姿勢にも注目をしてほしいというメッセージがあります。
株式会社Sapeetの理学療法士、杉山史成氏は、「成長と共に姿勢の崩れ方が変わるため、常に注視し続けるべきです」と述べています。このデータは、今後の健康促進活動にも役立つでしょう。
今後の展望
Sapeetでは、独自のAI技術を駆使した身体解析を通じて、より多くの人々に健康的な生活を送るための支援を提供していく予定です。健康的な姿勢を育むためには、これからの生活が大いに影響を与えることを忘れてはいけません。入学前後の子どもたちの姿勢に注目し、サポートしていくことが求められます。これによって、健康的で快適な成長を促すことが期待されます。