岡山大学の全体会議
2025-12-31 23:36:53

岡山大学が大阪公立大学での全体会議を通じて地域課題の解決策を模索

岡山大学が地域課題解決に向けた全体会議を開催



国立大学法人岡山大学(岡山市北区、学長:那須保友)は、2025年12月12日に大阪公立大学中百舌鳥キャンパスにて「共生型連合体」の第2回全体会議を行いました。この会議は、国家戦略特区に関連する大学間の連携を深めるためのものであり、それぞれの大学の強みを活かして地域課題の解決と新たな価値の創出を目指しています。

会議には、岡山大学の他に筑波大学、大阪公立大学、大阪大学、山梨大学、金沢大学が参加し、地域における具体的な課題解決の事例が紹介されました。特に、スーパーシティ型国家戦略特区やデジタル田園健康特区を活用した医療のデジタル変革(DX)や救急医療体制の高度化についての取り組みが注目されました。

各大学からの発表と意見交換



会議では、大阪公立大学の副学長からの歓迎の挨拶の後、岡山大学の櫻井淳副理事が共生型連合体が取り組むべき課題について説明しました。その後は参加大学による特色ある事例紹介が行われ、医療やヘルスケアにおける連携の重要性が強調されました。

意見交換では、分野を超えたチーム形成の難しさや、個人のつながりを組織的な連携に昇華させる方法、医療分野における規制改革の必要性などがテーマに上がりました。キーとなるのは、アンテナ感度の高い人材を中心にしてネットワークを広げていくことと、小さな成功事例を積み重ねて信頼関係を構築していくことです。

次のステップと持続的な連携の構築



会議の結果、2026年1月27日に岡山コンベンションセンターで行われる予定のJ-PEAKSシンポジウムにて、各大学と具体的な連携テーマを整理することが確認されました。また「共生型連合体」を持続可能な大学間連携モデルとして定着させるための努力が一致して行われることとなります。

会議終了後には、大阪公立大学のスマートエネルギー棟の見学があり、エネルギーマネジメントや施設設計についての説明を受けました。この見学は大学間の連携の新たな可能性を考える上で非常に価値のある経験となりました。

地域の未来を共に築く



岡山大学は、今後も参加大学や地元自治体、企業などとの連携を強化し、地域に根差した課題解決型のイノベーションを模索していきます。地域の中核をなす研究大学として、岡山大学の活動には今後も多くの期待が寄せられています。地域の未来を共創するための取り組みが進む中、2026年のシンポジウムへの参加も心待ちにしています。


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