ダイセーグループ、トラックに共通ロゴを掲示
ダイセーグループは、トラックにグループ共通のロゴを掲示する取り組みを始めました。これは、グループ内の各社が持つロゴに加えて、新たに採用したグループロゴを併載することで、全体のブランド力を向上させることを目的としています。この施策により、多くの人々にグループ企業の存在を知ってもらい、認知度を高めることが期待されています。
物流事業を中心とした44社
ダイセーグループは、物流業界を中心に食品やIT、ホテルなど多岐にわたる事業を展開しています。現在、44社が連携し、さまざまなサービスを提供しています。しかし、その中にはダイセーの名称やロゴを持たない企業も多く、グループ全体の知名度向上が課題となっていました。
今回のトラックロゴ掲示の取り組みは、これらのチャレンジに対する一歩となるでしょう。すでに、ダイセーロジスティクスとイズミ物流の2社がこの新たな施策を実行しており、8月時点で35台の車両がこの共通ロゴを掲げて運行しています。
計画の具体的内容
ダイセーグループは、今後さらに4社にこの取り組みを広げ、最終的には2025年までに150台のトラックにグループロゴを掲示することを計画しています。具体的には、ダイセーロジスティクスの25台、イズミ物流の10台が現在運行中であり、今後の車両更新や新規導入に合わせてグループロゴ車両を増加させる方針です。これにより、物流部門のブランド強化を図り、グループ全体の認知度を高めることができると期待されています。
ダイセーグループの成り立ち
ダイセーグループは1969年に創業され、貨物自動車運送や倉庫事業を基盤としています。現在は、約3,000台のトラックを保有し、全国で211拠点を展開しており、ネットワークを駆使して効率的な物流サービスを提供しています。また、自動車整備やリサイクル、IT関連事業、さらには食品事業やホテル経営に至るまで、幅広い業種をカバーしています。
今後の展望
ダイセーグループは「人々の暮らしを支える物流」をモットーに、グループ一丸となった取り組みを推進し、さらなる事業拡大と社会へ貢献していく考えです。新たなロゴ掲示の取り組みが、どのように企業イメージやブランドの向上につながるか、今後の展開に注目が集まります。日々の生活に欠かせない物流サービスを提供するダイセーグループの今後の成長を期待しましょう。