ファンズがファンド名称を変更、プロフェッショナルファンドも新設！投資基準も公開

ファンズが新たな名称変更を発表

ファンズ株式会社（東京都渋谷区）が、固定利回り投資の資産運用サービスにおいて重要な変更を発表しました。これまで「Funds Advanced」と呼ばれていた限定ファンドが「プロフェッショナルファンド」と改名され、投資家が参加するための基準も公開されることになりました。この動きは、今後のサービス展開を視野に入れた商品整理の一環で、投資家に対して高リスク・高リターンを目指す選択肢を明確に提示することが目的です。

名称変更の詳細

この変更は2025年8月18日から適用されます。具体的な内容は以下の通りです：

1. 限定ファンドの名称変更
これまで特定の投資家に提供されていた「Funds Advanced」が「プロフェッショナルファンド」に変更されます。

2. スタンダードファンドの新名称設定
「プロフェッショナルファンド」に該当しない通常のファンドは「スタンダードファンド」と名付けられます。

3. 投資家基準の公開
以前は非公開だったプロフェッショナルファンドへの投資参加者基準が提示されます。具体的には、スタンダードファンドに100万円以上投資していることが求められます。

この新基準により、対象の投資家は自らの状況を把握しやすくなり、より積極的に投資判断ができるようになります。

プロフェッショナルファンドの特性

プロフェッショナルファンドは、スタンダードファンドと比較して期待されるリターンが高い反面、リスクも伴います。以下は、主なリスク特性をもつファンドの種類です：

- 海外企業ローンファンド

借り手が海外に所在する企業に対するファンドで、日本の金融商品取引市場に上場している企業が対象です。

- ファンズ内メザニンローンファンド

弁済順位がスタンダードファンドよりも劣後し、より高い金利が設定されています。

- 不動産担保ローンファンド

提供された担保の不動産価値を重視し、デフォルト時には担保権の行使を想定しています。

これらのファンドは、それぞれ異なるリスクがありますので、投資を検討する際にはファンド詳細ページを確認することが重要です。

今後の展望

今回の変更は、投資家の多様なニーズに応えるための第一歩です。ファンズでは、年内にロイヤリティプログラムを設計し、投資家のサービス利用状況に応じた商品の多様化や特典の充実を目指しています。また、安心感と信頼を重視した運営に努め、商品・サービスの拡充に向けて努力していく方針です。

ファンズの特徴

ファンズは、個人が1円から上場企業に間接的に投資できるオンラインプラットフォームです。これまでに109社が540のファンドを募集し、分配遅延や貸し倒れは0件という実績を残しています。投資初心者でも手軽に始められるよう、1円単位での投資が可能になっています。

また、ファンズでは参加企業が当社の審査基準をクリアした場合のみが資金調達を行う仕組みとなっており、安定した投資環境が整っています。特にファンズ優待などの充実した特典も提供しており、投資を通じて新たな価値や関係を作ることができるプラットフォームを目指しています。