中東初のプロ野球リーグ『Baseball United』と今治タオルのコラボ
ドバイで開催されるプロ野球リーグ『Baseball United』において、今治産のタオルが公式タオルとして採用されることが決定しました。今治タオルの製造を手掛けるのは、ツナガル株式会社で、同社は「地域にコミットし、外貨を稼ぎ、日本のプレゼンスを上げる」という理念を持って日々の活動を行っています。
baseball unitedとは?
『Baseball United』は、元メジャーリーガーたちが運営に携わる注目のリーグで、2025年11月14日から12月14日まで、ドバイやアブダビ、ムンバイ、カラチを拠点とする4チームが競い合います。各チームはレギュラーシーズンにおいて9試合を行い、総計21試合が行われる予定です。
初のショーケース試合は2023年に127か国で放送され、2億世帯が視聴したことでも注目を集めました。また、日本人選手がミッドイースト・ファルコンズに加入したことも新たな話題を呼んでいます。
公式タオル製作の背景
ツナガル株式会社は、訪日旅行事業で得られたインサイトを基に、今治タオルに新たな価値を付け加えて中東市場へ進出します。中東の富裕層が訪日中に今治タオルの品質に感銘を受けることをきっかけに、今治市の繊維産業者との連携が始まりました。今治タオルは、品質が高く信頼されており、UAEでは66%の人が日本を最も品質の高い国と評価しています。
今治タオルと日本文化の発信
今治タオルは、100年以上にわたる日本の職人技を誇り、その柔らかさ、吸水性、耐久性は世界中で評価されています。しかし、国内市場が縮小し、製造業者が減少している中、今治タオルを世界に発信することは大きな挑戦であり、機会でもあります。この機会を捉え、今治タオルが世界の舞台に立つ姿を目指します。
熱烈な応援文化の普及
また、日本の応援文化を『Baseball United』のスタジアムに持ち込むことで、観客がタオルを掲げ、共に声を合わせる一体感を生み出します。このような「ジャパニーズスタイル」の応援文化が根付くことで、日本のプレゼンスをさらに高めていくことが期待されています。
新たな挑戦の未来
この新規事業は一時的なものではなく、今治の地域産業と国際舞台を繋げる持続可能な計画です。今治タオルの振りが誰かの心を動かし、世界に新たな熱狂を生むことを願っています。
ツナガル株式会社について
ツナガルは、日本の宝を世界へ届け、地域に持続可能な利益をもたらす企業です。今後も地域資源の開発や海外展開に向けた取り組みを続けていきます。地域に根ざした企業様との連携を期待しています。