AironWorksとSB C&Sが結んだディストリビューター契約
AIによるサイバーセキュリティの強化を目指すAironWorks株式会社が、SB C&S株式会社とディストリビューター契約を締結しました。この提携により、SB C&Sの広範な流通ネットワークを活用し、AironWorksの「AIセキュリティアウェアネスプラットフォーム」が日本全国の企業に提供されることになりました。
AI技術とサイバー脅威の関係
2024年に向けて、AI技術の進化に伴い、サイバー脅威はますます進化しています。従来の技術的防御だけでなく、企業は人的リスクへの総合的な対策を推進する必要性が高まっています。特に、標的型攻撃やビジネスメール詐欺、フィッシング等は、人的な脆弱性を狙ったものであり、このような攻撃に対抗するためには、教育と意識改革が不可欠です。
AironWorksの提供するAIセキュリティアウェアネスプラットフォームは、ハッカー視点での開発に基づいており、企業が抱える様々なサイバー脅威に対して、高度な訓練と教育を通じた防御を提供します。これにより、企業のセキュリティレベルを向上させることが期待されます。
提携の概要と今後の目標
今回の提携の目的は、AIが急速に進化する中でのサイバー脅威に対し、人的リスクを軽減し、セキュリティ文化を浸透させることです。AironWorksの CEO 寺田彼日は、社会課題の解決に向けた強い信念を持っており、SB C&Sとの連携を通じて、その実現を推進していく意向を表明しています。
SB C&Sのネットワーク&セキュリティ推進本部長、山名広朗氏も「AIセキュリティアウェアネスプラットフォームの導入により、人的セキュリティ対策を強化していく」とコメントしています。このように、両社はそれぞれの強みを活かし、新たなセキュリティ対策を企業に提供することで、国の経済安全保障にも寄与することが期待されています。
AironWorksについて
AironWorksは、2021年に設立され、東京都港区に本社を置く企業です。AIを活用したサイバーセキュリティプラットフォームを提供することで、人々やチームをエンパワーメントし、よりよい社会の実現を目指しています。また、世界トップレベルのホワイトハッカーやエンジニアによって開発されたプラットフォームは、企業に対する包括的なセキュリティ対策を実現するものです。
今後、AironWorksとSB C&Sの提携を通じて、企業は新たなセキュリティの枠組みを手に入れ、日々進化するサイバー脅威に対する防御を強化していくことが求められています。この連携により、より安全なネットワーク環境の構築が進むことを期待しています。