ゼスプリが発表した日本初の栄養ハザードマップ『栄養花火』
ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社が、日本の栄養状態を見える化したWebコンテンツ『栄養花火-もうひとつのハザードマップ』を公開しました。この取り組みは、日本の食事と栄養への理解を深め、地域ごとの栄養課題や特徴を把握することを目的としています。
開発の背景
現在、日本では成人の約3人に1人が「栄養不良」という現状がありますが、多くの人がその問題に気付いていないため、隠れ栄養不良は見えづらい社会問題になっています。栄養状態は個人の食習慣だけでなく、地域の食環境や経済状況、生活環境など、複数の要因によって影響されます。しかし、これまでその実態を一目で理解する手段はありませんでした。ゼスプリは、災害対策として利用されるハザードマップと同様に、栄養不良の現状を可視化する必要があると考え、このプロジェクトを始動しました。
『栄養花火』とは
『栄養花火』は、全国47都道府県の栄養状況を映し出すインフォグラフィックの形で提供されるWebコンテンツです。具体的には、BMIや食品摂取状況、食へのアクセス、食費、栄養リテラシー、生活習慣など89項目を元に、多角的に分析した栄養状況が花火の形で視覚化されます。
このプロジェクトでは、花火という象徴を使用することで、地域の栄養状況を直感的に理解できるように配慮されています。花火の色や大きさは、各地域の適正体重の割合を基準にしており、栄養状態の良し悪しを映し出すデザインです。私たちは、これを通じて自身の地域の栄養状況に目を向け、食生活の見直しを促進します。
ウェブサイトの機能
本サイトでは、47都道府県それぞれの栄養スコアや詳細な分析データを確認することが可能です。ユーザーは、インタラクティブなインターフェースを通じて楽しく自身の地域の栄養状況を学ぶことができます。また、シェア機能も充実しており、自分の地域のデータをSNSで簡単に共有できるため、周囲とのコミュニケーションが生まれやすくなります。
調査結果の要点
今回の調査では、地域ごとに栄養課題が異なり、過体重や低体重の傾向が見られました。例えば、過体重は東北や九州の一部で多いのに対し、都市圏や中国地方では低体重が目立つといったように、地域ごとにさまざまな課題が存在しています。また、食品へのアクセスや経済環境も異なっており、食料品店へのアクセスしやすさは東京都や大阪府などの大都市で高く、長野や島根県などではアクセスが難しい場合もあることが分かりました。
具体的なアクション
ゼスプリの取り組みを通じて、地域の栄養課題に関心を持ち、具体的なアクションにつなげることが期待されています。今後は、調査データを使って地域の栄養施策に貢献する事業も計画されており、住民、自治体、企業が一丸となって対策を講じていくことが重要です。
『栄養花火』で地域を知る
この取り組みは、私たちが住む地域の栄養状況を理解し、健康的な食生活への意識を高めるための新しい試みです。自分の地域の『栄養花火』をぜひチェックし、地域の特性を理解し、より良い食生活のための行動を起こすきっかけにしてください。
詳しくは、
こちらのウェブサイトをご覧ください。