エリック・カールの絵本が音楽で蘇る
2025年10月、東京都世田谷区のキッズパーク「PLAY! PARK ERIC CARLE(PPEC)」において、絵本作家エリック・カールの作品の世界観を音楽で表現した公式BGMが制作されるプロジェクトが完了しました。このプロジェクトは、「東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(TSM)」との産学連携によるもので、学生たちが実践的な環境で楽曲制作に挑戦しました。
プロジェクトの目的と流れ
PPECは、2026年に開業5周年を迎えるにあたり、さらに魅力を高めることを目的に、館内公式BGMを制作することを決定。そのため、TSMと連携し、学生が協力して音楽を作り上げるプロジェクトが始動しました。以下にその流れをまとめました。
1.
2025年10月: プロジェクト開始のオリエンテーションを実施。
2.
2025年11月: PPECの施設見学とデモ制作を開始。
3.
2025年12月: レコーディングと制作撮影を行いました。
4.
2026年1月: 学内コンペ実施。
5.
2026年2月: 現地でのリテイクを行い認定書を授与。
6.
2026年3月: 最終納品。
ドキュメンタリー動画の公開
このプロジェクトの様子を収めたドキュメンタリー動画も公開されています。学生たちの真剣な姿勢や、音楽制作の過程を通じて、このプロジェクトの意義が感じられる内容となっています。
コンペティションの結果
プロジェクトには、全7チーム14名の学生が参加し、それぞれのチームが自らの楽曲をプレゼンテーションしました。厳正な審査の結果、以下のように受賞者が決まりました。
- - 最優秀賞: 氏原彩希さん(公式BGMとして採用)
- - 優秀賞: 石戸勇悟さん(閉館時BGMとして採用)
- - 優秀賞: 髙橋善さん・石橋禅さん(SNS用BGMとして採用)
特に氏原さんの楽曲は、絵本の世界観やPPECの雰囲気を見事に表現しており、以下の点が高く評価されました。
理由
- - 深いコンセプト理解: 審査員の意向に真摯に応え、子供たちが楽しむ要素がしっかり組み込まれていた。
- - 自然な表現: 楽曲が聴く人に情景を想起させる工夫がされていたこと。
- - シーン別の使い勝手: 様々な場面で適した楽曲が制作され、実用性が高かったこと。
設立の背景と教育の取り組み
エイアンドビーホールディングス株式会社の代表取締役社長、野田純氏は「音楽を学ぶ学生と共に楽曲を創り上げたことを嬉しく思う」と述べました。また、TSMの松添先生は「学生たちは実際の視察を通じて貴重な経験を得た」と評価しました。
今後の展望
最優秀賞に選ばれた氏原さんの楽曲は、2026年11月からPPECにて公式に使用される予定です。また、他の優秀賞受賞作品も、さまざまな場面で活用される予定です。本プロジェクトは今後も続き、さらなる産学連携の取り組みが期待されています。
施設情報
音楽を通じて、エリック・カールの絵本の世界が子供たちにより深く伝わることを願っています。