タレント価値最大化
2025-02-13 11:06:40

データを駆使してタレントの価値を最大化!セミナー報告

データを駆使してタレントの価値を最大化!セミナー報告



2025年1月23日に開催されたオンラインセミナー「データによってタレントの価値を最大化する環境デザイン術」。このイベントは、株式会社リーディングマークが主催し、適性検査ツール「ミキワメ」をテーマに、多くの参加者の関心を集めました。登壇したのは株式会社プレイドの社内起業組織「STUDIO ZERO」からの仁科奏氏。彼は、組織が人材データを活用して文化を形成し、メンバー間のコミュニケーションを向上させる方法を共有しました。

STUDIO ZEROの概要



STUDIO ZERO(スタジオゼロ)は株式会社プレイドの社内起業組織として、3年前に設立されました。今では約30名のメンバーが5つの事業を展開し、その目標は「産業と社会の変革を加速させる」ことです。組織運営の方針として、「ART」というポリシーを設定し、「零道」と呼ばれる10個の行動規範をもとに経験豊富な事業家を採用。これにより、各メンバーの能力を最大限に活かす組織を作り上げています。

特に注目すべきは、スタジオゼロのメンバーたちです。彼らは「野心を持つ経験豊富な事業家」として、個々の能力を高めるために努力しています。日常業務の中で、1on1のコミュニケーションを重視する一方で、急成長している組織の性質上、様々な課題を解決する手段を常に模索しています。

ミキワメ導入の背景



「ミキワメ」は、採用ミスマッチを防止するための適性検査と、個々の特性に応じたマネージメントを可能にするウェルビーイングサーベイの効果を併せ持っています。スタジオゼロでは、このツールを活用して、以下の4つのシーンで組織運営を最適化しています。

1. 採用プロセスの改善
候補者に性格診断を実施し、その結果を本人と共有。これは業務との適合性を見極める重要な情報となります。

2. コミュニケーションの質の向上
結果を全メンバーに共有し、互いの特徴理解を促進。これによりチーム全体の性格傾向を分析し、適したコミュニケーション方法を設計しています。

3. ウェルビーイングの可視化
毎月アンケートを実施し、業務負担や満足度を測定。特に優先的なケアが必要なメンバーを特定し、迅速に対応します。

4. 個別ケアの高速化
AIツールを活用し、各メンバーの「取扱説明書」を生成。これにより、チームビルディングの質が向上し、組織の活性化に繋がります。

チームの成長と課題解決



これらの手法により、スタジオゼロのメンバーはお互いの特性を理解し、業務においても高いパフォーマンスを発揮しています。特に、案件において共に作業するメンバーの特性を知ることで、より強いチームを作ることが可能となります。また、サーベイ結果をもとに即日で対策を行うことで、メンバーのモチベーションを維持することにも成功しています。

このセミナーでは、質疑応答も行われ、参加者からの関心が高いことが伺えました。一つは「サーベイを受けたくない人への対策」という質問に対し、仁科氏は「スタジオゼロではそのようなメンバーはいなかった」と答えました。この背景には、メンバーとの対話を重視し、サーベイの重要性を理解させる努力があったとのことです。さらに、「新たな課題は?」との質問には、より進化した組織運営に向けた挑戦が続くといった回答がありました。

まとめ



このウェビナーを通じて、ミキワメの活用法や組織運営の工夫についての具体例がたくさん共有されました。適性検査ツールの導入は珍しいことではありませんが、経営者自らがツールを活かし、組織力向上や事業成長を志向する姿勢は大変重要です。STUDIO ZEROの成功事例は、他の企業にとっても参考になることでしょう。

事業変革をリードする人材育成に興味のある方は、無料相談も実施していますので、お気軽にお問い合わせください。


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