岡山大学がASEAN University Network訪問団を迎えた意義
2026年1月9日、岡山大学にはASEAN University Network(AUN)のThanapan Laiprakobsup事務局長を中心とする訪問団が到着しました。彼らは、那須保友学長を訪問し、大学間の国際的な学術交流について率直な意見を交換しました。
今回の訪問で、双方はこれまでの学生交流の成果と、今後の展望について語り合いました。Thanapan事務局長は、両機関の学生交流が過去数年間にどのように進展してきたのかを詳しく説明し、引き続きこの関係を強化したいという強い意向を示しました。この決意は、岡山大学とASEAN地域の大学間での活発な交流が今後も続くことを意味しています。
学生交流の未来を見据えた具体的な取り組み
さらに、訪問団はAUN・国立六大学合同サマープログラム(SixERS 3Dプログラム)に関する打ち合わせも行いました。このプログラムは、参加者が多様な国際経験を得ることを目的としており、岡山大学の稲森岳央准教授が中心となって進めている取り組みのひとつです。
また、この日は、文部科学省が受託する「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業」に関する意見交換も行われました。この事業は、東南アジアからの留学生を日本に誘致することを目的としています。鈴木孝義副学長や織田雄一教授、稲森准教授も参加し、学生交流の現状や課題について活発な議論を展開しました。
岡山大学と国立六大学は、2013年に締結したパートナーシップ協定に基づき、これまで数多くの学生交流プログラムを実施してきました。今後も、この関係性を基に、学術・研究交流をさらに深化させていくことが期待されています。
岡山大学の国際的な取り組みと今後の展望
岡山大学は、ASEAN地域からの留学生を対象に、「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業」を推進しています。これは、東南アジアの多くの国々に事務所を構え、留学生の受け入れを強化するためのプロジェクトです。具体的には、ミャンマー、タイ、カンボジア、ラオス、インドネシア、マレーシアなど、計9か所に拠点を設けています。
この活動の成果として、岡山大学は2025年度までにASEANからの留学生数を倍増(103,861人)目指しています。これにより、国際的な学生交流がさらに進むことが期待されています。
おわりに
岡山大学のグローバルな取り組みは、日本とASEANの関係を深める重要なステップとなっています。今回の訪問団との意見交換や現状分析を通じて、さらなる国際的な学術連携が強化されることが期待されます。地域中核・特色ある研究大学として、岡山大学の今後の動向から目が離せません。地域と個々の未来を共創し、世界における存在感を高めることで、より良い社会の実現を目指しています。