2025年8月8日、淡路島にて第2回「Awaji Digital Innovation Camp」が開催されました。このイベントはデジタル技術を駆使して企業の成長を支援するサークレイス株式会社と、AIを活用した社会課題の解決に挑むカナデビア株式会社の共催によるものです。イベントにはカナデビアのICT推進本部長、橋爪宗信氏が出席し、企業のコラボレーションとデジタル技術の導入に関する貴重な意見を交わしました。
イベントの概要
今回の「Awaji Digital Innovation Camp」では、両社の関係を深め、AIの実用化に向けたアイデアを共有しました。会議の冒頭では、株式会社パソナグループの地方創生への取り組みが紹介され、企業が社会的課題の解決に対してどのように貢献できるかについて議論が展開されました。特に、パソナグループは「人」を核にして社会課題に取り組む一方、カナデビアは独自の技術を駆使して、たとえば「ごみ焼却発電施設」を通じて社会問題にアプローチしています。このように、両社はそれぞれの強みを活かしながら、社会に貢献する姿勢を示しました。
カナデビアの社内変革
イベントの後半では、橋爪氏がカナデビアの社内の変革について触れました。彼は、労働集約的な業務プロセスを改善するために、AIやデジタル技術の導入が不可欠であると述べました。自社のリソースだけでは限界があるため、サークレイスや他のパートナーと共に取り組むことで、効率化や生産性の向上を目指す意欲を表明しました。また、サークレイスは自社のテクノロジーとAI技術、そしてパソナグループのBPOサービスを統合した未来型アウトソーシングサービス「AIO」の導入についても議論されました。
今後の展望
このように、3社は今後さらなる連携を強化し、最新のデジタル技術を活用して持続可能な社会課題の解決に向けたプロジェクトを推進していく計画です。定期的な協議の場を設けることで、最新テクノロジーを活用し、地域と社会に対する貢献を続ける意義を再確認しました。
サークレイスの紹介
サークレイスは、2012年に設立され、主にAIとデータイノベーション、SaaSサービスを展開しています。企業の経営改善を支援し、クラウドソリューションの導入や自社製品AGAVEの開発に注力しています。このような先進的な取り組みを通じて、企業のデジタル化を全面的にサポートしています。
カナデビアの活動
カナデビアは、日立造船から社名変更し、環境分野やインフラ関連の技術力を活かして、人類と自然の調和を追求しています。彼らの取り組みは、次世代の人々が幸せを感じられる未来を築くための重要な要素となっています。当日は、カナデビアのさまざまな技術の紹介も行われ、参加者たちの関心を引く場となりました。
結論
「Awaji Digital Innovation Camp」は、AIやデジタル技術を活用して社会課題に挑む姿勢を強調する有意義なイベントでした。今後もこのような取り組みを通じて、地域社会への貢献が期待されています。