札幌市で新たに始まったLUUPのマイクロモビリティシェアサービス
2025年7月31日、株式会社Luupが札幌市でマイクロモビリティシェア「LUUP」の提供を開始しました。このサービスでは、電動キックボードおよび電動アシスト自転車が利用可能になります。サービスのスタートにあたって、札幌市内には50か所にLUUPのポートが設置され、200台の車両が導入されました。
この新しいサービスの開始を記念して、LUUPは「乗り放題キャンペーン」を実施します。このキャンペーンでは、2025年8月9日までの期間中に、LUUPアプリに登録している方なら、30分以内のライドが何度でも無料で利用できる特典が設けられています。札幌での移動が、より便利で快適になることが期待されます。
安全講習会の開催
サービス開始日の初日には、北海道警察や東京海上ホールディングスと連携し、一般の方を対象とした安全講習会が行われました。この講習会では、電動キックボードや電動アシスト自転車の正しい交通ルールや安全な走行方法についての説明がありました。参加者には利用ガイドブックが配布され、実際に車両を利用してみる体験も用意されていました。
Luupでは、新たなエリアでサービスを展開する際に、地域の方々へ交通ルールの重要性を直接伝えるための啓発イベントを定期的に行っています。今後も地元の自治体や企業と協力し、安全な利用を促進するための活動を続けていく方針です。
LUUPサービスの詳細情報
- - 提供内容: 電動キックボード及び電動アシスト自転車のシェア
- - 利用料金: 基本料金50円(税込)+時間料金15円(税込)
- - ポート数: 50箇所(順次増設予定)
- - 利用者保険: 対物賠償や対人賠償が含まれます。
また、サービス利用の際には、電動キックボードの場合、事前の年齢確認書類の提出と交通ルールテストの合格が必要です。一方、電動アシスト自転車を利用する際には、そのような手続きは不要となっています。
札幌独自の安全対策
Luupでは、札幌での運営の安全性を高めるために、特別な対策を講じています。
1.
手押しゾーンの通知: アプリ上で乗車禁止エリアに入ると通知が表示され、注意を促します。
2.
誤進入防止サポート: 事前に進入禁止エリアを示し、利用者が自分のルートを確認する機能を導入しています。
3.
市電の線路への注意喚起: 走行中の利用者に注意を促すPOPを設けています。
これらの制度は、電動キックボードだけでなく、電動アシスト自転車にも適用され、より安全なサービス提供を目指しています。
札幌の主要ポートの一例
- - ヨドバシカメラマルチメディア札幌: 北区北6条西5丁目で、停車可能台数は10台。
- - COCONO SUSUKINO: 中央区南4条西4丁目で、最大4台の車両が停められます。
- - コートヤード・バイ・マリオット札幌: 南10条西1丁目に位置し、3台の駐車スペースがあります。
今後も札幌市内へのポート数の増加を進め、より多くの方々にLUUPを活用していただけるよう努めてまいります。また、ポート設置のリクエストを受け付けており、地元のスペースを活用することを希望される方はお気軽に問い合わせてください。
LUUPの新しい試みが札幌市の交通をより便利に、安全にすることが期待されます。気軽に利用できるこのシェアリングサービスを通じて、都市の移動が新たな楽しさをもたらすことでしょう。