新たな蓄電施設の誕生
2026-01-05 11:56:47

岐阜県羽島市に新たな蓄電施設が稼働、エネルギーを支えるインフラが誕生

岐阜県羽島市に新たな蓄電基地「NC羽島市足近町蓄電所」誕生



日本蓄電池株式会社とデジタルグリッド株式会社が協力して設立した「NC羽島市足近町蓄電所」が2026年1月3日から需給調整市場での運用を開始します。この新しい施設は、岐阜県羽島市足近町に位置し、地域の電力需要の変動を吸収し、平準化することを目的としています。

蓄電池の役割とは


近年、再生可能エネルギーの普及が進む中で、日本の電力システムにおける需給調整の重要性が増しています。蓄電池は、電力供給と消費のタイミングのギャップを埋める役割を果たし、安定した電力の供給を実現します。これにより、電力市場の高度化に寄与する基盤インフラとなるのです。

施設の詳細と特徴


「NC羽島市足近町蓄電所」は、定格出力が1988kW、蓄電容量が8146kWhの高性能な蓄電システムを備えています。蓄電池は、中国のCATL社製で、デジタルグリッドが提供するアグリゲーションサービスを通じて効率的な運用が図られています。また、日本蓄電池株式会社は、プロジェクトの全体管理や運用を担い、地域の持続可能な電力供給の改善に向けて取り組んでいます。

需給調整市場への参入


本プロジェクトによって、需給調整市場への参加が可能となり、技術・運用・市場を統合した持続可能な電力調整モデルの構築が進められます。デジタルグリッドは、同社のデジタルプラットフォームを用いて、分散型電源の集約や需給調整市場へのエントリーをサポートします。

今後の展開


日本蓄電池は、将来的には全国規模での系統用蓄電所の展開を計画しています。安定したエネルギー供給を実現するために、JEPX(日本卸売電力市場)や需給調整市場、容量市場との連携強化を目指しており、防災エネルギー支援に向けた取り組みも進めています。これらの活動を通じて、再生可能エネルギーの安定利用と脱炭素社会の実現へ寄与していきます。

企業の概要


日本蓄電池株式会社


  • - 代表者: 漆原秀一
  • - 所在地: 東京都千代田区霞が関3-2-5霞が関ビルディング13階
  • - 事業内容: 系統用蓄電池の開発・運用
  • - ウェブサイト: 日本蓄電池株式会社

デジタルグリッド株式会社


  • - 代表者: 豊田祐介
  • - 所在地: 東京都港区赤坂1-7-1 赤坂榎坂ビル3階
  • - 事業内容: 電力取引プラットフォームの運営
  • - ウェブサイト: デジタルグリッド株式会社

このように、「NC羽島市足近町蓄電所」は地域における電力の安定供給だけでなく、持続可能なエネルギーシステムの構築に寄与するモデルケースとして、今後の展開に大きな期待が寄せられています。


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