トヨタ・モビリティ基金が新たな挑戦を始める
一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(TMF)は、誰もが自由に移動し、自分らしい生き方を実現できる社会を目指す「Mobility for ALL」プロジェクトの2025年度募集を開始しました。この取り組みは、障がいがある方もない方も含め、すべての人が平等に移動できる環境を整えることを目指しています。
プロジェクトの背景と目的
「Mobility for ALL」は、2022年から開始され、これまでに39のチームが選ばれ、実際にモータースポーツの現場でアイデアを試す機会が提供されてきました。これにより、さまざまな実証プロジェクトが推進され、重要な社会実装へとつながる活動が展開されました。
特に注目すべきは、本年度の募集が始まるにあたり、過去に寄せられた当事者の声を基に、さらなる改善を図るという点です。ご自身の「日常の移動」についての課題解決をテーマにしたアイデアが求められており、その中には新たな楽しさやワクワク感が生まれるアイデアも期待されています。
募集要項と応募方法
募集期間
2025年4月7日(月)~ 4月21日(月) 23:59まで。
募集テーマ
本プロジェクトのテーゼは、障がいのある方の日常移動に関する問題解決に向けたアイデアです。このテーマには、移動を可能にする方法や、移動の手助けをする新技術、快適に過ごすためのアイデアなどが含まれます。具体的には以下のようなものが考えられます。
- - 移動を可能にする
- - 移動を補助する
- - 移動の可能性を広げる
- - 移動先で快適に過ごす
応募対象
本プロジェクトの目標に賛同し、協力可能な国内外の個人や法人(営利・非営利を問わず)が対象です。
応募方法
詳細は公式ウェブサイト(
Mobility for ALL 2025 プロジェクト)にてエントリーできます。
選考プロセス
応募者に対する書類選考後、オンライン面談が行われます。しっかりした信頼関係を構築し、アイデアが活かされるような形で進められるのが特徴です。
特徴と支援内容
プロジェクトの特長として、選ばれたチームに対する伴走支援や、実証に必要な環境の提供があるに加え、さまざまな企業や団体、投資家とのネットワーク機会が用意されています。また、ビジネスモデルの検討支援や、最大1,000万円の活動支援金も提供されるため、参加者は安心してプロジェクトに取り組むことができます。さらに、メディアや公的機関への広報活動も手伝ってくれるため、アイデアを広く届けるチャンスもあります。
「Mobility for ALL」の未来
トヨタ・モビリティ基金は、自動車を通じて豊かな社会作りを目指しており、このプロジェクトをきっかけに、移動がどれだけ楽しく、魅力的なものになりうるのか、無限の可能性に挑戦しています。障がいの有無に関わらず、誰もが移動を楽しめる未来を創造するため、今後も積極的な取り組みが期待されます。
このプロジェクトに参加することで、自らのアイデアを社会の中で実現させたい方、移動に新しい可能性を見出したい方は、ぜひチェックしてみてください。新たな「移動」が皆様の元に届くことを心から楽しみにしています。