医療DXの最前線!生成AIで変革する診療業務とは
キヤノンITSメディカル株式会社が、2025年11月13日から15日まで兵庫県姫路市で開催される第45回医療情報学連合大会に出展します。この大会では、同社がこれまで培ってきた病院向けの医療情報システム、特に電子カルテに関する最適な構築ノウハウを紹介し、生成AIを活用した診療業務改革の取り組みを提案します。
医療情報学連合大会とは?
医療情報学連合大会は、日本医療情報学会が主催する、医療情報分野における最新技術や実践事例の共有を目的とした大規模な学術集会です。これは、医療に従事する研究者や実務者が集まり、学際的な交流の場となることを目指しています。特に、この大会は国内外から多様な職種の専門家が参加し、医療の改善や発展を目指す重要なイベントです。
日本医療情報学会(JAMI)は、設立以来、国際医療情報学連盟(IMIA)に加盟する唯一の日本の学会としても知られており、本大会は医療情報に関心を持つ方々のための重要なプラットフォームとなっています。
第45回医療情報学連合大会の概要
この大会は、以下のようなスケジュールで行われます:
- - 日時:2025年11月12日(水)~11月15日(土)
- - 会場:アクリエひめじ 〒670-0836 兵庫県姫路市神屋町143-2
- - 出展場所:1階展示場ブースNo.52
出展日には、特に電子カルテ「PrimeKarte」と生成AIを連携した業務効率化の事例が紹介されます。生成AIを活用することで、文書作成支援や診療業務の合理化がどのように実現されるのか、具体的な事例を通じて理解が深まるでしょう。
「PrimeKarte」の特徴
キヤノンITSメディカルが出展する「PrimeKarte」は、業界標準規格に対応した電子カルテです。画面の使いやすさと優れたレスポンスにより、業務ストレスを軽減し、地域医療連携システムとの接続も容易にします。このような機能により、地域医療の質の向上にも貢献が期待されます。
同社はまた、モバイル端末を使って医用画像を参照できる医療クラウドサービス「Medical Image Placeモバイル画像参照サービス」も紹介します。このサービスにより、医療従事者が外出先でも簡易的に医療画像を確認でき、医療機関内の他の専門職とのコミュニケーションも円滑になります。
まとめ
キヤノンITSメディカルの取り組みは、今後の医療現場において、生成AIがどのように診療業務を変革し、効率化を実現するかの一端を示しており、医療経営の効率化や付加価値の向上にも寄与することでしょう。
今後の医療におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展にぜひご注目ください。