卒業シーズン到来!高校生が選ぶ卒業ソングランキング2025
3月は別れの季節。多くの高校生にとって、卒業式は特別な瞬間であり、心に残る音楽を共有する大切なイベントです。そこで、全国の高校生を対象に実施したアンケートの結果をもとに、本年度の卒業ソングランキングを発表します。どの曲が高校生の心に響いているのでしょうか。
定番中の定番、レミオロメンの『3月9日』
今年のランキングで男女共通の1位に輝いたのは、レミオロメンの『3月9日』です。この楽曲は、メンバーの友人の結婚を祝うために書かれたもので、タイトルや歌詞が卒業を思わせる内容となっています。2004年のリリース以来、21年もの年月が経った今でも、多くの高校生にとっての卒業ソングとして根強い人気を持ち続けています。
『3月9日』は感情的なメロディと温かい歌詞で、卒業を迎える多くの学生にとっての心の支えとなっています。「別れ」と「新たな出発」というテーマが、聴く人々の心に強く響くことでしょう。
2位はRADWIMPSの『正解』
続いて、男女共通の2位には、RADWIMPSが2018年に作成した『正解』がランクインしました。この曲はNHKの企画『18祭』のために書き下ろされたもので、思春期の不安や希望をテーマにした歌詞が特徴です。新たな門出を迎える高校生たちに深く共感されているのが理由でしょう。
3位は合唱曲『旅立ちの日に』
3位には、合唱曲として有名な『旅立ちの日に』が選ばれました。この曲は式典でもよく歌われ、感動的なメロディに乗せて仲間との別れを惜しむ場面が思い浮かびます。多くの高校での合唱の背景もあり、親しまれている楽曲です。
上位3曲の安定感
上位に位置する3曲はいずれも、卒業をテーマにした強いメッセージを持っており、他の楽曲とは一線を画しています。合唱での使用が多い『旅立ちの日に』は、特に多くの高校生にとって思い出深い曲となっています。卒業ソングの選定において、定番の魅力がいかに強いかを改めて実感しました。
ランキング詳細はYTJP webで
また、5位以降のランキングについては、YTJPのウェブサイトにて公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。
こちらからご覧ください。
調査概要と背景
この調査は、2025年の1月15日から31日までの期間に、YTJPに参加する高校生を対象に行われました。合計で2,684名が回答し、男女別の内訳は男子1,430名、女子1,254名となっています。
この調査を通じて高校生がどのような音楽に影響を受け、その中で卒業という大切な瞬間に何を感じているのかが見えてきます。他にも高校生調査の面白い結果が多数ありますので、ぜひご覧ください。
YOUTH TIME JAPAN projectでは、全国の高校生に向けたさまざまなプログラムや調査を行っており、音楽から学校生活まで多岐にわたる情報をお届けしています。これからの高校生活をより豊かにするためのきっかけになれば幸いです。
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